あなたは文系ですか?理系ですか?
どーも。
恐らく多くの方が大学受験をきっけかに文系 or 理系の選択をしたと思います。ちなみに僕は文系です。受験時の理系科目は、生物を選択してひたすら暗記してました。
不毛ですね・・・。(なぜか物理は大好きだった)
以来、理系と言われると自然と苦手意識が出ていた僕ですが、「それじゃアカン!!」と警鐘を鳴らす一冊を読了しましたので、ご紹介します。
それがコチラ。
『AI時代の人生戦略 「STEAM」が最強の武器である』成毛眞 著。
内容。「STEAM」とは?
「私は文系人間だから、理数系の話は苦手」ーなどと言っていられない時代が、とうとうやってきた。
『AI時代の人生戦略』より
こんな書き出しから始まる本書。
理数系の話を遠ざけるのは個人の自由だが、そんな人は近い将来、職を失うかもしれない。仕事だけじゃなく、医療や生活全般にサイエンスやテクノロジーが関わってくると。
じゃあ、どうすれば良いのかと言うと、STEAM(とSF)を学びなさいよとのことです。
ちなみにSTEAMとは、
サイエンス(科学)の『S』
テクノロジー(技術)の『T』
エンジニアリング(工学)の『E』
アート(芸術)の『A』
マセマティックス(数学)の『M』
これらの頭文字を並べた造語。
オバマ前大統領が『STEM』教育に力を入れるようになって以来、大注目を浴びているそうです。
本書では、STEM・STEAMとは何か、何故大切なのかが、様々なデータや実例を引き合いに語られていきます。
「OK Go」とか、なんとなく知ってましたが改めてYoutube観ると素晴らしいな。観たことない方は是非観てみてください↓↓↓
ドローンを使用して撮影された「I Won't Let You Down」。www.youtube.com
お次は、無重力状態の航空機内で撮影した「Upside Down & Inside Out」。
そして、僅か4.2秒の動画をスーパースロー再生した芸術的MV「The One Moment」。
こうした作品を実現するには、MV監督はアートだけでなく、テクノロジーやサイエンスを理解しておかないと難しいでしょうね。
いかに「STEAM」を楽しむのか
さて、本書の特徴は「STEAMが大切なのは分かったけど、じゃあどうやって学べば良いの?」という疑問に、明確に答えてくれている点にあります。
学ぶというより、楽しむといったほうが良いかもしれませんが。
テレビ番組、科学雑誌や経済雑誌、専門書やSF小説、アーティストや動画、ゲームなどなど・・・。提案される媒体は非常に多岐に渡ります。
具体的な内容は、是非本書を手にとってみてください!
ちなみに僕は、科学雑誌「Newton」のiPad版を早速購入しました。雑誌と違い、動画を見たり、画面を触ったりしながら楽しめます。年間購読すると、これで年間3,000円という破格・・・!!
これおもろかったです。
「ゲームをやらないやつは死す」
タイトルにも書いたこの文章、本書の見出しとして登場します。
ここで、引き合いに出されるのがPSVR。
VRを真っ先に体験し、VRを当たり前のものとしてとらえられる感覚の人と、そうでない人とでは、その先に待っている未来の明るさが違ってくると思う。
『AI時代の人生戦略』より
インターネットにしろ、スマホにしろ、同じことですね。これから先スタンダードになるものは、いち早く体験せねば。
まぁ僕の場合、単純にPSVR欲しいだけなんですけどね!!そんな難しい話ではなくて、単純にゲーム好きなだけなんですけどね!!
でも、どこにも売ってないです。次回発売は未定・・・。
【PSVR】次回の販売は2月25日(土)が濃厚 家電量販店の複数の店舗で抽選販売を行うことを確認 | Social VR Info – VR総合情報サイト
早く欲しい!!
おわりに
本書により、ひたすら物欲を刺激され続けました。
ちなみにホリエモンとの対談もあります。イーロン・マスクの電気自動車とロケットの話はすごく面白かったなぁ。
あと東京でやってるMAT(Media Ambition Tokyo)にも行きたくなりました。
MAT行きたい。つまり東京行きたい。
— るっち@花粉症 (@Braes_R) 2017年2月16日
上にも書きましたが、本書の良い点は、理数系に興味が出たら次にどんなステップを踏めばよいか、そのオススメを書いてくれている点。
ということで、次回は『科学は、どこまで進化しているか by 池内了』を読んでみたいと思います。
以上!