アジカントリビュート買ってきましたー!!
最高ですわ。まじで。
今回はそんな、本日(3月29日)発売のアジカントリビュート・『AKG TRIBUTE』の感想を書いていきます。
最高ですわ。まじで。(本日2回目)
トリビュートアルバムの素晴らしさ
すぐにでも全曲レビューをお届けしたいですが、これだけは言わせてください。
トリビュートアルバムって最高にテンションあがりませんか!!
だって大好きなアーティストの曲を、大好きなアーティストがカヴァーしてるんですよ!
アジカントリビュートはこんな感じ↓の収録内容です。
- yonige/ソラニン
- 04 Limited Sazabys/未来の破片
- じん/Re:Re:
- amazarashi/夏の日、残像
- Creepy Nuts/リライト
- シナリオアート/迷子犬と雨のビート
- LILI LIMIT/ブラックアウト
- 夜の本気ダンス/N.G.S
- BLUE ENCOUNT/アンダースタンド
- リーガルリリー/ムスタング
- never young beach/君の街まで
- the chef cooks me/踵で愛を打ち鳴らせ
- KANA-BOON/君という花
選曲もアーティストも最高です。
KANA-BOONとかBLUE ENCOUNTみたいなバンドはもちろん、Creepy Nuts(HIPHOP組)とかamazarashiとか、楽しみすぎる。
その昔、the pillowsのトリビュートアルバムにBUMP OF CHICKENやMr.Chiidren、ELLEGARDENやストレイテナーが参加してて、嬉しくて発狂した感覚を思い出しました。
ちなみに下記特設サイトから、各曲視聴できます。各アーティストのコメントも見れますよ!
ちなみにアーティストコメントは、歌詞カードにもバッチリ記載されてます。
各アーティストの各楽曲への思い入れがとても興味深い。
ということで!全曲レビューをお届けします!!
01 ソラニン / yonige
ソラニンはやっぱり女性ボーカルですよね!!
このアルバム収録曲の中では、割と原曲に近いアレンジです。
疾走感が気持ち良いよ~。
Aメロから攻めに攻めてくるのが好き。
ちなみにカヴァーしてるyonigeは、女性2ピースバンドです。もともとは3ピースでしたが、ドラムが脱退したようですね。
もっともっと有名になってほしい!
02 未来の破片 / 04 Limited Sazabys
イントロで「アジカンから繋ぐ未来への階段」とか言っちゃってます。聴いてるこっちが恥ずかしいわ!!(かっこいいけど)
ゴリッゴリのロックアレンジです。もともとロックなのに、更に刺々しくなっております。
イントロから熱量が半端じゃないよ!!それが最後まで続くよ!!
ラスサビ前の緩急もたまりません。
ちなみにカヴァーしてるフォーリミは、個人的・去年のベストソングアーティストの一組です。
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03 Re:Re: / じん
サビから入るイントロアレンジ、最高です。
しかもイントロも超お洒落。お洒落なのにかっこよさも兼ね備えるすごい。
「じん」って知らなかったんですが、ボカロP出身なんですね。
アレンジとか慣れてるのかな~。間奏のオリジナルメロディなんて、よく思いつくなあ。本当に素晴らしい曲に仕上がってます。
04 夏の日、残像 / amazarashi
さすがamazarashi。やってくれるとは思ってましたが、想像のはるか上を行くアレンジです。
ピアノ主体。ヴォーカル独特の鬼気迫る声質が効いてます。なんか怖い←
ラスサビの救世主感がおもしろいです。後ろで鳴ってるシンセサイザーのせいなのか?
後光が差してる感覚です。
05 リライト / Creepy Nuts
あれ?普通にイントロ始まったぞ?普通にアレンジする感じなのか?
と思ったらそんなハズがなかった!!!
オリジナルの歌詞・メロディがわんさか。さすがHIPHOPアーティストです。
歌詞カードには通常のリライトの歌詞が載ってますが、ぜんぜん役に立ちません(笑)
もうほとんど原曲を留めてない。
ゴッチの「消してぇー!!リライトしてー!!」をサンプリングして、うまいこと生かしてます。
個人的には、2番サビの伴奏にあわせてまったく異なるメロディをのせる技術に圧倒されました。めちゃくちゃかっこいい!!!
ちなみにCreepy Nutsはソルファ2016の発売当時にも、リライトをカヴァーしてます。
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06 迷子犬と雨のビート / シナリオアート
絶対にアジカンが使わないような楽器・音色のチョイスが素晴らしい。
女性ボーカルとあわせて、決してアジカンでは聴くことのできないアレンジですな。
2番前のメロディアレンジが最高!!
ちなみにシナリオアートは、男女ツインボーカルという今では珍しい形態のバンドです。
2ndアルバムが3月7日に出たばかりの、ピッチピチのバンドですよ。
07 ブラックアウト / LILI LIMIT
いま大注目のLILI LIMITによるアレンジ。
テクノっぽい雰囲気も素敵ですが、Aメロから歌詞を1テンポをずらしてきます。
これが面白くて、ものすごい違和感。(いい意味で)
僕たちのヒーローであるAKGのトリビュートにLILI LIMITが参加できた事、とても嬉しく思います。
参加アーティストみなさんのAKG愛をおつまみに飲むお酒は美味しいんだろうな。音楽が好きでよかった。
そして音楽をしていて本当によかった。
引用:特設サイト・LILI LIMITコメントより
こんなん書かれると嬉しくなりますね。
08 N.G.S / 夜の本気ダンス
イントロのメロディが鋭角アレンジ!!
音符を半テンポずらすだけで、こんなに印象変わるんですね。
ちゃんと「セイッ」って言ってるところにアジカン愛を感じます(笑)
しかしアジカンの曲なのに、まるで自分らの曲の如くダンスナンバーにアレンジできるのはさすがの一言。
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09 アンダースタンド / BLUE ENCOUNT
いま波に乗るブルエンのカヴァーアレンジ。
なんなんですかね、この爽快感。超さわやか。
本アルバム参加アーティストはみんな若いんですが、むしろブルエンは2004年結成でけっこう古参なんですが、とても若々しいです。
おっさんになってもイケメンなんだろうな・・・羨ましい・・・。
このアンダースタンドの雰囲気とヴォーカルの声質が、異常にマッチしてまして大好きです。
10 ムスタング / リーガルリリー
こちらもただいま話題沸騰中のバンド、リーガルリリーによるアレンジ。
この曲も女性ボーカルが非常に合いますね~。
ムスタング自体、浅野いにおの「ソラニン」にインスパイアされてアジカンが書いた楽曲ですからね、やっぱ女性が歌うと良い感じですね。
サビの息苦しい感じが胸に刺さります。切ない。
11 君の街まで / never young beach
なにこの常夏感。
原曲もびっくりのアレンジです。だんだん癖になってくるよ、この雰囲気。
今年1月にメジャーデビューしたばかりの超新星。
いや、この曲の雰囲気を言葉にするのは無理だ!!
とにかく聴いてみて下さい。
原曲はサビ部分はゴッチの声が裏返るほどの高音ですが、本作ではオクターブ下で歌ってます。これがまた不思議な雰囲気なんだな~。
素晴らしいアレンジです!!
12 踵で愛を打ち鳴らせ / the chef cooks me
この曲大好きなんですよね、僕。
the chef cooks meも大好きなので楽しみにしてましたが、想像を超える大好きなアレンジです。
イントロのピアノ(オリジナル)が素敵すぎる。前曲との対比もすごい。
間奏「Without you, Thinking about you」に入るところでのテンポアップ、からのラスサビの流れ完璧です本当にありがとうございました。
聞き終えた後に多幸感に包まれます。
ちなみに原曲のゴッチダンスも見ものです。
13 君という花 / KANA-BOON
最後に「君という花」、しかもKANA-BOONを持ってくるこの王者感。王道感。
何も言うことはないね。とにかく聴いてください。
と言いたいところですが、書くことなくなるので・・・ただただ、素晴らしいアレンジです。
原曲に近いアレンジが続くかと思いきや、間奏で思いっきりオリジナル&最高にカッコいいギターメロディを挟んでくるあたり、素敵です。
ビシッと締めてくれます。KANA-BOONさん流石っす!
ちなみにKANA-BOONのアルバム『Origin』は昨年の個人的・ベストアルバムの一つです。
今後も楽しみですね!!
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おわりに
みんな自由奔放にアレンジしすぎて素敵だ。
ちなみにラストの「君という花」はハウリングで終わるので、とてもスムーズに1曲目に戻れます。気づけばエンドレスリピートです。
それと最後に、アルバムジャケットは「ソラニン」でアジカンとコラボした浅野いにおさん作です。
ジャケ写知らずにCD買いに行ったんで、まさかこれがアジカンとは気づかず30分くらい探したのはここだけの話・・・。(アニソンかと思った)
おしまい。