大人気サッカー漫画・アオアシの11巻が発売されました!!
今回もKindleで購入しましたので、感想です。
※この記事はネタバレを含みます。
前巻までのあらすじ
東京シティ・エスペリオンユースVS.東京武蔵野蹴球団が遂にキックオフ!!
いったんはエスペリオンが優勢になるものの、金田の執念で完全に流れは武蔵野に…。
前半が終わり、エスペリオンAチームの福田監督は意味深なセリフを残すのだった。
ロッカールームだ。
立て直せる人間は一人だけだ。
15分のミーティングで、そいつがどうチームを引っ張り上げるのか…。
見届けに行こうぜ。
引用:『アオアシ』10巻より
前巻の内容が気になる方は、【ネタバレ注意】アオアシ10巻の感想をお読みください。
11巻のポイント
- エスペリオンを立て直せるのは誰だ!?
- 葦人、覚醒!!
- エスペリオンVS.武蔵野、勝負の行方
この3つが、11巻のポイントでしょう。
手に汗握る展開の連続。
そして葦人が覚醒する場面は、鳥肌ものですよ!
①エスペリオンを立て直せるのは誰だ!?
これはなんと…望コーチでした!!!
葦人だと思ってたぞ、僕は。完全に騙されました。
望コーチは普段、「選手が自分で考え、自分で解決する」ことを理想としてコーチを務めています。
つまり、命令はしない。
しかしそんな望コーチに向かって、「言わなさすぎだなあ。」とアドバイスする福田監督。
「言いたいことがあれば、言えばいいじゃないか」と。
この言葉をきっかけにディフェンダー(黒田・冨樫・竹島)にコミュニケーションの取り決めを命じます。
これが効果抜群!!
ハーフタイムを終え、別人のように蘇ったエスペリオン。
黒田・冨樫・竹島の3人が、お互いのことを認めるシーンは泣けます。
この強靭なディフェンダー陣をバックに、葦人が覚醒するのでした。
②葦人、覚醒!!
遂にキター!!
葦人が司令塔として、覚醒!!!
これにも福田監督が一役買ってます。
フィニッシャーの位置に自分を持ってこようとするのは、やめろ。
お前の才能は、その使い方じゃない。
引用:『アオアシ』11巻より
監督の話す「淀み」は、プロスポーツ選手なら誰もが感じるものなのかな?
この言葉を理解した葦人、完全に覚醒。
各選手の次の動きが鮮明に読めるという、超能力が発動。
言葉だけじゃなく、アイコンタクト、手での指示、パスボールの勢いを用いたメッセージ。
あらゆる方法で周囲をコーチングし、理想的なゴールを演出します。
熱い。
燃えるような展開です。
逆転の葦人のゴールには鳥肌!!
③エスペリオンVS.武蔵野、決着!
完全に流れはエスペリオンかと思われましたが、意地を見せる武蔵野。
金田を信じるチームメイト、その期待に応えようとする金田。
敵ながら、あっぱれである。
しかし最終的には、エスペリオンの勝利!!
そして試合後、葦人は福田監督からAチーム入りを伝えられるのでした。
11巻はここで終了!
今回もいいところで終わります。
おわりに
武蔵野戦は最高でしたね。
橘の復活劇に、冨樫たちの軋轢を超えたチームプレイ、そして葦人覚醒。
9~11巻は、本当に見どころ満載です。
そして次回からは、舞台は遂にAチームへ!!
化け物の巣窟で、葦人がどう成長していくのか楽しみで仕方ありません。
最後に、胸に刺さった福田監督の言葉をのせて終わりにします。
誰かの考える通りに育つうちなんて、
対した選手じゃないんぜ。
引用:『アオアシ』11巻より
いや~、仕事でも同じですよねぇ。
明日もお仕事がんばります。
おしまい。