ONEPIECE第930話にて、ビッグ・マムがワノ国へ侵入しかけるという緊急事態に!
寸前のところでキングにより阻止されましたが、危うく百獣海賊団VS.ビッグ・マム海賊団の全面戦争へと突入されるところでした。
カイドウもかなり焦っている様子が描かれましたが、何故あんなにも簡単にビッグ・マムの侵入を許してしまったのでしょうか?
考察してみたいと思います。
ワノ国への入国方法はふたつ
1.滝登り(不法入国)
原作で明かされている入国方法が、今回ビッグ・マムも利用した"滝登り"です。
ワノ国周辺は常に悪天候で、波が非常に高くうねっており大荒れの状態。
さらに崖の様な行く手を阻みます。
この滝の上を、鯉に船を引かせて昇っていくのが"滝登り"です。
詳細は不明ですが、どうやら周辺に生息するタコの「イヨーッ!!ポポポン!!」という合図で鯉がやって来るようです。
ビッグ・マムが侵入した時も、背景には「イヨーッポポン!」と描かれていました。
ルフィたちもこの方法で入国しましたね。
しかし滝登りに成功した後も逆流が待ち構えていたり渦潮が発生したりと、安心はできません。
ルフィ達も遭難したくらいですから、並みの海賊には困難な入国方法と言えるでしょう。
もしかするとルフィ達以外に滝登りで侵入に成功した海賊はいないのかな?
2.正規手続きでの入国
正規の入国方法については、今のところ一切明かされていません。
しかし第911話にて、ホーキンスの部下がサウザンドサニー号を発見した時にこう言っています。
"真打ち"!!
やはりありました!!
不法入国の船です!!
引用:ONEPIECE第911話"侍の国の冒険"より
この発言から、鎖国国家とはいえ正規入国の方法があることがうかがえますね。
ビッグ・マムが簡単に侵入できた理由
なぜビッグ・マムはあんなにもあっさり侵入できたのでしょうか。
ひとつは、海賊一の情報網をビッグ・マムが持っているためでしょう。
- 滝登りで入国できる
- 鯉を引き寄せるにはタコの合図が必要
滝登りのことだけでなく、タコについても確実に情報を掴んでいたはずです。
さすが四皇ですな。
そして第930話を読む限り、カイドウ側にも落ち度があった様子。
迎撃の準備がなかった
これが大きな理由でしょう。
第907話でビッグ・マムはワノ国へ向かうことを一報入れてますから、カイドウもビッグ・マムが来ることは分かっていたはずです。
それでも迎撃準備を怠っていたのは、完全な失敗でしょう。
しかしカイドウの焦りようを見ると、もしかすると「カイドウは指示していたが部下がサボっていた」可能性もありますね。
滝登りは一筋縄じゃいかないから、「どうせ入国は無理だ」と高をくくっていたのかも…。
おわりに
キングがいなければどうなっていたことか…。
入国が難しいがゆえに、ひとたび入国されてしまうと逆に弱いのかもしれませんね。
しかしビッグ・マムもこれで終わるはずがないでしょうから、どうワノ国編に絡んでくるのか見物です。
ルフィ達VS.百獣海賊団VS.ビッグ・マム海賊団なんていう頂上戦争依頼の大戦争に発展するかもしれません。
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