2018年7月23日、BUMP OF CHICKENが新曲「望遠のマーチ」を発売しました。
今回も配信限定販売となりましたね。
妖怪ウォッチのPVでは公開されていなかった、2番やDメロも明かされました。
以前の記事で「望遠のマーチ」のタイトルや歌詞考察をしましたが、全編を通して聞くとさらに深くメッセージを感じます。
というわけで今回は、改めて歌詞の意味を考察してみたいと思います。
辛い日々への応援歌
以前の記事で、僕は望遠のマーチについて「辛い日々への応援歌」だと書きました。
全編を通して聴いても、この印象に変わりはありません。
ただ、2番やDメロでよりリアルに心情をえぐり描いています。
嘘と本当に囲まれて
嘘と本当に囲まれ
逃げ出すこともままならないまま
秒針にそこを指されて止まっている
失うものはないとか かっこいいこと言えたらいいよな
本気で迷って 必死にヘラヘラしている
引用:BUMP OF CHICKEN「望遠のマーチ」より
この歌詞すごくないですか?
僕サラリーマンなんですが、めちゃくちゃ思い当たる節あります。
会社を辞めるかどうか悩んでた(悩んでる)時って、正にこの歌詞そのものでした。
辞めれば失うものはあるし、結婚してるので背負うものがある。
「辞めたいのか?」「辞めたくないのか?」
そんな自問自答の繰り返し…。
何が本当で何が嘘なのか、自分がどうしたらいいのか、わからなくなる。
本気で悩んでるけど、会社じゃ誰にも言えなくていつも通り笑ってる。
仕事に悩む時って、そんなものではないでしょうか。
この歌詞を聞いた時、本当にハッとしました。
BUMPはもちろんサラリーマンなんて経験してないのに、なんでこんなにも自分に寄り添う歌詞になってるんだろうと。
そして新たに明かされたDメロで、さらに畳み掛けます。
疑ったっていい
与えられた居場所が 苦しかったら
そんなの疑ったって かまわないんだ
体は信じているよ 君の全部を
叫びたい言葉が輝いてる
行こうよ
引用:BUMP OF CHICKEN「望遠のマーチ」より
苦しければ、逃げ出したって良い。
会社が辛ければ辞めてもいいし、逆に悩んで踏みとどまってもいい。
そんな僕らを認め、そして一歩踏み出す勇気を「行こうよ」という言葉で繰り返し歌ってくれています。
おわりに
僕の個人的な体験にものすごく思い当たる節のある「望遠のマーチ」。
「リスナーに寄り添ってくれる曲を書くバンド」ランキングを作ったら、BUMPが圧倒的1位です。
きっと僕以外にも、心にグサグサと刺さった人はいるはずです。
「リボン」なんかもそうですが、本当に弱っている人間の側にいてくれる楽曲が多いですね。
そしてそして今日もレコーディングでした🔥💯
— CHAMA (@boc_chama) July 22, 2018
ドタバタなエブリデイです😂 pic.twitter.com/MVNRgE1tfG
チャマのツイッターではレコーディング風景がたびたび写っているので、新しいアルバムの発表も近そうです!
続報に期待しましょう。