西暦2000年。
当時小学4年生だった僕がハマっていたものと言えば、ワンピース、ナルト、シャーマンキング、テニスの王子様といったジャンプ連載漫画の他、ポケモン、デジモン、メダロット等の育成ゲーム、
そして…
ドラベース!!!
ドラベース届いた!!! pic.twitter.com/yx5GIlEPI8
— るっち (@Braes_R) 2017年8月30日
ということで『ドラベース ドラえもん野球外伝』の傑作選が発売されました。
早速読んでみましたので、感想を書いてみます。
ドラベースとは?
小学生の心をとらえて離さない、夢の詰まった大正義雑誌・コロコロコミック。
ここで2000年から連載スタートし、大人気を博した草野球漫画です。
なんと連載期間11年。全23巻。
主人公は人間である「ひろし」と、ひろしの家のお手伝いロボット「クロえもん」です。
彼らの所属する弱小野球チームである江戸川ドラーズが、強敵たちを倒していく王道野球漫画。
ドラベースでの野球も、基本的なルールは現実の野球と同じですが、一つだけ違う点があります。
それは指定された3つの「ひみつ道具」を、試合中に使っても良いというルール。
これが面白いんですよね~。
『ドラベースドラえもん超野球外伝 傑作選』の構成
全23巻の中で繰り広げられる多くの試合の中から、熱いシーンを抜き取って掲載されています。
具体的には
- 第1話 がんばれ!ドラーズ
- 第6話 魔球Wボール
- 第10話 ポコえもんの秘密
- 第14話 ルーキー大活躍!?
- 第22話 最後の対決
- 第33話 奇跡をおこせ!
- 第40話 ヘタクソだけど
- 第46話 優勝させるニャ!!
- 第63話 勝負のゆくえ
- 第90話 日米決戦開始!!
- 第97話 大熱戦!!
- 第126話 おまえがいたから
という全12話の構成。
なんとなく話の流れは掴めますが、前後の話がわからないので、めちゃくちゃ読みたくなります。
感想
めちゃくちゃ懐かしいっす。
読みながら思い出したんですが、僕は「チビえもん」というド素人(ルールも良く分かってない)キャラが好きでした。
基本的にミスしてばかりのチビえもんですが、主人公たちのライバル・シロえもん(荒川ホワイターズ)との運命の一戦で、大活躍。
5対5の同点で迎えた9回表、ホワイターズの攻撃。
1点を入れられ勝ち越しを許すドラーズ。
さらにあわやホームラン、これが入れば完全にホワイターズ優勢というボールを、チビえもんがライトポールを俊足で駆け上り、ジャンプしてダイビングキャッチという超ファインプレー。
しかし、地面に叩きつけられ交代となるチビえもん。
そんなチビえもんのバットを使い、9回裏にクロえもんがサヨナラ2ランを放つのです。
泣ける。
ちなみにチビえもんファインプレーは第21話なので、残念ながらこの傑作選には収録されず。
クロえもんのサヨナラホームランの熱いシーンは収録されてます(第22話)
おわりに
このシーンが見れただけでも、涙腺崩壊。
下手くそが強敵を打ち破るストーリー、大好きです。
特別編として、プロ入りを果たしたクロえもん&シロえもんの話も収録されてます。
ちなみに続編として「新ドラベース」も全4巻刊行されています。
こっちは読んだことないので、読んだらまた感想書きます。
おしまい。