9月19日にジョジョリオンの16巻が発売されました!!
その1か月後に発売されたKindle版を読んでみたので、感想を書きます。
前回の感想は【ネタバレ注意】ジョジョリオン最新15巻の感想を書くよ。に書いてますので、あわせてどうぞ。
構成
今回は主に3つのストーリー展開でした。
- ドロミテ編完結
- 東方花都の殺人の真相
- 植物鑑定人と新たな敵
タイトルはぼくが勝手に付けましたが、今回もワクワクする展開です。
※以後ネタバレ含むので、ご注意を。
ドロミテ編・完結!
まだまだ続くかと思われたドロミテ編は、第63話にて完結。
結局、定助は敗北します。
完敗です。
ドロミテの能力に感染し、植物鑑定人やロカカカのことを吐かされます。
絶体絶命のピンチに現れる、広瀬康穂。
どうなることかと思いましたが、康穂のおかげでなんとか定助は助かります。
しかしドロミテからは衝撃的なセリフが。
東方家の長男「常敏」だよ
「彼はフルーツの輸入ルートを持ってて汚い金の洗浄をしている」
「使いっ走りさ」
引用:ジョジョリオン16巻第63話「ドロミテの青い珊瑚礁その⑤」より
マジか!
ラスボスかと思われた常便、まさかのパシりだそうで。
たしかに、ジョジョのラスボスといえば「時空操作」系の能力ですもんね。
ちなみに常敏は「触れた部分の温度をほんの少しだけ上げる」能力であると明らかにされました。
出典:ジョジョリオン第16巻63話「ドロミテの青い珊瑚礁その⑤」より
東方花都と殺人の真相
これはなかなか衝撃的でした。
時はさかのぼり、常敏は11歳。
スタンド能力で先輩(中学生)の血管を焼き、瀕死状態に追い込む常敏。
母に助けを求め、花都は常敏とこの中学生を土に沈め、「呪い」により常敏の病気を中学生に移して殺すという手段をとります。
これは成功し、常敏の病気は取り除かれました。
しかし5年後に中学生の遺体が発見されたことをきっかけに、花都は逮捕され15年間服役することとなります。
こう書くと花都が悪いんですが、この中学生も相当なクズです。
そもそも中学生が常敏を殺そうとした(常敏に殺人を命令したが、常敏がこれを拒んだことに逆上した)ため、思わずスタンド能力で身を守った形。
最終的に「花都が殺人を犯した」という事実だけが残りましたが、花都は母として息子を守っただけですね。
しかしなぜ常敏がロカカカと関わるようになったのか、気になるところです。
植物鑑定人と新たな敵
そして物語は現在に針を戻します。
植物鑑定人・豆銑礼(まめずくらい)がいきなり登場。
彼は敵の正体を推測します。
「敵」が欲しいのは「新ロカカカ」1個や2個からの単なる金持ち相手の利益ではない…
おそらく…
「ロカカカ」を科学レベルで技術化しようとしている者がいる
そして「独占」!
IT産業だけで年間5兆ドルだぞ
『不死産業』はどんな世界だ?
「敵」はそいつらだ
推測だよ
例えば王様かもな
医者かもしれない…敵はそいつらで「岩人間」!
引用:ジョジョリオン第16巻66話「植物鑑定人ー豆銑礼(31)その②」より
なんと再び現れる「岩人間」!
田最環で岩人間は全滅したかと思いきや、まだまだいるようです。
定助は「医者」というキーワードから「吉良吉影」や「吉良ホリージョースター」を連想しています。
吉良家が関わってくるんですかね~!!
がぜん面白くなってきました。
おわりに
16巻は、豆銑礼が広瀬康穂を敵の元へ突き落すという、なかなかびっくりな展開で終わります。
なかなかファンキーなやつです、豆銑礼。
新たな岩人間、常敏との関係、吉良家との関係…今回も謎は深まるばかり。
17巻も楽しみです!
おしまい。