キングコング西野亮廣さんの新作『革命のファンファーレ~現代のお金と広告~』を読み終えました。
著書である『魔法のコンパス』に『えんとつ町のプペル』、更には「しるし書店」や「おとぎ出版」といった新しいサービスを仕掛ける上での体験談をもとに、現代の職業・お金・広告について語ってくれています。
僕は普段、建設業界のサラリーマン(営業マン)なので「読んでも意味ないかな~」くらいの気持ちでした。
ばかやろうめ。
そんな僕がなぜこの本を買ったかというと、冒頭40ページが無料公開されていたからです。
是非読んでみてください↓↓
キングコング 西野 公式ブログ - 『革命のファンファーレ』の前半40ページを無料公開してみた。 - Powered by LINE
めちゃくちゃ面白い。
まだ冒頭なのに。
ぐいぐい引き込まれました。
なにが面白かったのか?
お金のことを徹底的に考え、業界の慣習や「今まで通りのやり方」みたいな既成概念にとらわれない西野さんの策は、どれも痛快です。
体験談をもとにしてるので、説得力がすごいです。
『えんとつ町のプペル』を大成功させるまでの用意周到さに驚きました。
作品のことをここまで本気で考えているのか!と。
でも僕が一番感銘を受けたのは、最後の『踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。』という章です。
『踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。』
行動できないのは、情報が少ないから。
情報収集をサボっているから。
西野さんはそう言い切ります。
行動しない人間は、自分が行動しない理由を、すぐ「勇気」のせいにする。
「勇気がないから一歩踏み出せない」と言う。
これは違う。大間違いだ。
行動することに、勇気は必要ない。
子供の頃に一人で乗れなかった電車に、今、あなたが一人で乗れるようになったのは、あなたが勇気を手に入れたからではない。
「電車の乗り方」という”情報”を手に入れたからだ。
今、あなたが行動できていない理由は、あなたが情報収集をサボっているからだ。
努力だ、圧倒的努力。これに尽きる。
いやいやいや…仰る通りです。
僕はB to Bのルート営業を中心に、新規開拓営業もやってる身です。
身に沁みます。いや、刺さります。
営業なので動いてナンボですが、自分に言い訳して動かないことも多々あるんですよね。
勇気とかやる気の問題だと思ってましたが、そうじゃなくて「情報不足」。
つまり情報収集のための「努力不足」。
肝に銘じます。
おわりに
業界や立場を問わず、誰が読んでも驚き・気づきがある名著だと思います。
「おわりに」の最後の一言に、僕は感動しました。
西野亮廣の革命のファンファーレ読み終えた。
— るっち@はてなブログ (@Braes_R) 2017年10月11日
最後のメッセージに泣いた。
ぜひ読んでみてください。
おしまい。