ONEPIECE第912話「"編笠村"」では、遂にあの妖刀・二代鬼徹が登場しました。
さらに天狗の姿をした「お師匠様」は刀鍛冶の天狗山飛徹であることも判明しましたね。
ルフィもゾロと合流する中、やはり気になるのは「二代鬼徹がゾロの手に渡るのか」です。
というわけで今回は、ゾロと鬼徹について考察してみます。
鬼徹とは?
鬼徹とは刀鍛冶であり、彼ら一派が打った刀が「〇代鬼徹」と呼ばれています。
現在判明している刀は、初代鬼徹・二代鬼徹・三代鬼徹の3本。
それぞれ名刀ではあるものの、妖刀として恐れられていますね。
912話で久々に登場した鬼徹ですが、初登場は11巻の第97話「"三代鬼徹"」です。
ローグタウンの武器屋店主(いっぽんマツ)はこう言っています。
"初代鬼徹"を初め
鬼徹一派の刀は優れてはいたが
ことごとく"妖刀"だったのだ…!!!
名だたる剣豪達がその"鬼徹"を腰にしたことで悲運の死を遂げた
今となっちゃこの世に"鬼徹"を使ってる剣士は一人もいねェ
引用:ONEPIECE第97話「"三代鬼徹"」より
この時たしぎが「初代鬼徹は最上大業物12工、二代鬼徹は大業物21工」だと明かしていますね。
今回登場した天狗山飛徹も、二代鬼徹についてこう語っています。
軽々しく触るも非礼なる名刀!!
我が先祖"古徹"が打ちたもうた世界に名だたる刀っ!!
"大業物21工"に位列する!!
その名も"二代鬼徹"であるぞ!!
引用:ONEPIECE第912話「"編笠村"」より
この発言から考察すると、鬼徹は天狗山家のものが代々打っているようです。
今回の発言で、二代鬼徹は古徹が打ったということが初めて分かりました。
- 鬼徹?⇒初代鬼徹(最上大業物12工)
- 古徹⇒二代鬼徹(大業物21工)
- 飛徹?⇒三代鬼徹 (良業物50工)
三代鬼徹は飛徹が打ったと思いますが、肩書が「美少女こけしコレクター」なのでその真偽は怪しいですね…。(笑)
ゾロと鬼徹
ゾロと鬼徹の出会いは、ローグタウンでした。
アーロンパークでの死闘の後、失った2本の刀を求めて武器屋へおもむいたゾロ。
そこでたしぎの目利きにより三代鬼徹を発見したのです。
店主は妖刀である三代鬼徹にゾロが殺されることを恐れて「売らねェぞ!!」と発言しましたが、ゾロは自身の「運」と鬼徹の「呪い」のどちらが強いかを試し、見事呪いに打ち勝つのでした。
三代鬼徹を刃がむき出しのまま上空へ投げ、自分の腕を切り落とせば負け、そうでなければゾロの勝ちという恐ろしい賭けでしたね。
第97話で手にした後、現在でも三代鬼徹を使い続けています。
二代鬼徹はゾロの手に渡るのか?
ゾロが現在所有している刀は、下記の3本です。
- 和道一文字(大業物・くいなの形見)
- 三代鬼徹(良業物・ローグタウンで入手)
- 秋水(大業物・スリラーバークでリューマから入手)
この中で入れ替えがあったのは、3本目の「秋水」のみ。
それまで使用していた「雪走」がエニエスロビーにて酸化・全壊となったため、スリラーバークで秋水とバトンタッチとなりました。
僕の予想では、ゾロは二代鬼徹を手にすると思います。
でないとせっかく二代鬼徹を登場させた意味がない!
入手する流れとしては、下記の2つが考えられます。
- 飛徹に認められ、三代鬼徹と交換し二代鬼徹を譲り受ける
- 秋水をワノ国に返納し、二代鬼徹を入手する
三代鬼徹とのバトンタッチが、自然な流れのように思います。
おわりに:余談
さて、今回の記事では「三代鬼徹」「二代鬼徹」について考察しました。
となると気になるのは、「初代鬼徹」ですね。
巷では、柄や鍔が似ているため「五老星の一人が持っている刀が初代鬼徹では?」と噂になっています。
いっぽんマツの発言では「"この世"に徹を使ってる剣士は一人もいねェ」となっており、「この世」が協調されています。
一方で五老星は「天竜人の最高位」であることが第907話で明らかにされていますね。
天竜人はこの世の人間ではないと考えると、「五老星が初代鬼徹を持っている」という理屈は通ります。
果たして真相はどうなのか!?
世界会議編も描いてください尾田先生!!
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