ONEPIECE第902話では、プリンがサンジにした「最後のお願い」が明らかになりました。
それは、「サンジの記憶」をプリンが奪ったということ。
この記事では、プリンが奪った記憶の内容と、なぜ記憶を奪ったのか?について考察します。
原作で奪われた記憶
第902話にて、描かれたのは下記の記憶。
- サンジの告白シーン
- お茶会での誓いのキスシーン
- 最後のお願いのシーン
どれも印象的なシーンばかりですね。
プリンはどんな記憶を奪ったのか?
上記3つから考慮するとプリンが奪ったのは、「サンジがプリンに恋心を抱いているシーン」だと思います。
記憶を抜かれた後に「あれ?プリンちゃん。最後のお願いって…なに!?」とサンジは発言しています。
よって、プリンの存在自体を忘れたわけではない。
また、ペドロの死について「死んだのか…俺を迎えにきたせいで…」とも発言しています。
つまり、サンジは「自分がビッグマムに拉致されたこと及びその理由」や、「結婚式・お茶会の記憶」は覚えている。
これらから考えるとプリンは、サンジが「プリンを愛していたこと」についての記憶を奪ったと予想します。
なぜ記憶を奪ったのか?
なぜ、プリンはサンジから記憶を奪ったのか。
なぜ、「プリンを愛していた」記憶だけ奪ったのか。
それは「自分の恋心にケジメをつけるため」だと思います。
サンジ含め麦わらの一味は、ビッグマム海賊団に深い傷を負わせました。
よって今後、ビッグマムは麦わらの一味を目の敵にするはずです。
否が応でも、敵として対峙しなければならない。
そんな場面でサンジに愛されていては、プリン自身に戦いへの迷いが生じます。
ビッグマム海賊団の一員としてのケジメを付けるため、記憶を奪ったのでしょう。
記憶を奪ったもう一つの理由
もう一つの理由は、「サンジが無事にビッグマムのナワバリから逃げるため」だと思います。
ビッグマム海賊団でのプリンの辛い思い・経験を、サンジは見抜いていました。
もしもサンジの記憶が残っていたらままだとしたら、彼の騎士道にかけてプリンを連れて帰ろうとする(ビッグマムから守ろうとする)はずです。
自分の愛した女ですしね。
そんな無茶をさせず無事にナワバリを抜けてもらうため、プリンは記憶を奪ったのでしょう。
プリンは最後までサンジを愛していたわけです。
おわりに
プリンの気持ちを思いやると、とても切なくなりますね。
敵として出会ってしまった宿命ではありますが、やるせない気持ちになります。
サンジにはいつか、プリンを嫁として迎え入れて欲しいものです。