ONEPIECE第930話で、ページワンに対抗するためレイドスーツを手にしたサンジ。
そして第931話では、ついにレイドスーツを発動しジェルマ66のNo.3と呼ばれる「ステルス・ブラック」へと変身しました。
サンジは本当にレイドスーツを使用しないのか?という記事で予想した通り、やっぱりレイドスーツを使いましたね!
しかしまさかこんなにすぐに使うことになるとは思いませんでした。
なぜサンジは、あんなにも嫌っていたジェルマの力に頼ったのでしょうか?
そして今後もレイドスーツを使い続けるのでしょうか?
考察してみます。
なぜレイドスーツを使う決心をしたのか?
第931話を読む限り、サンジがレイドスーツを使ったのには2つの理由があると思われます。
- 正体を隠すため
- レイドスーツの力を試すため
そしてその背景には、仲間である麦わらの一味に対するサンジの熱い思いがあるようです。
1.正体を隠すため
サンジやトラファルガー・ローを討伐しに来たのがページワン、ドレーク、ホーキンスの3名。
このうちドレークとホーキンスにはサンジ達の顔が割れてしまっています。
麦わら海賊団は市民に紛れ極秘で作戦を進めていますから、ここでサンジ達の正体をバラしてしまうわけにはいきません。
ここで便利なのがレイドスーツ。
変装するわけですから、うってつけのアイテムと言えます。
2.レイドスーツの力を試すため
第931話でサンジはこう発言しました。
「四皇」との戦いだ…
意地はって人を救えねェ状況もあるかもしれねェ
プライド捨てりゃ救える命もあるかもしれねェ…
もしコイツにそんな力があるのならな!!
引用:ONEPIECE第931話"おそばマスク"より
つまり「ジェルマの力に頼りたくはないが、四皇という強敵相手に戦う中でどうしてもその力が必要になる時が来るかもしれない」と感じているようです。
その時に備えて、ここで一度レイドスーツを試す必要があったのでしょう。
サンジの仲間に対する思い
サンジが自分のレイドスーツに気づいたのは、第903話でのこと。
その時には「こんなもんで科学の力を借りて強くなりてェとは思わねェ」と発言していました。
それでも今回使用に踏み切ったのは、仲間への熱い思いがあるからでしょう。
ルフィを一方的に傷つけ、一度は一味を抜けたサンジ。
「下級海賊共」と呼び酷い仕打ちをした彼を、ルフィは当たり前のように許し再び仲間として迎え入れました。
その恩義に比べたら、そんな大切な仲間を守るためにジェルマの力に頼ることは屁でもないでしょう。
サンジ本人の言うように、変なプライドも捨てられるはずです。
今後もレイドスーツを使い続けるのか?
今後も使うかどうかは、今回のページワンとの戦闘結果次第でしょう。
しかし使い続ける可能性は高いと踏んでいます。
なぜなら下記4つのレイドスーツの強大な力を、既にサンジも感じているからです。
- マントが盾になる
- かかとに加速装置
- 足の裏に浮遊装置
- 透過機能
サンジとしても「仲間の役には立つ」と思っているようですね。
さらに「フラの助とウソ八にデザイン変更頼もう」と言ってることからも、今後も使おうという意思はくみ取れます。
むしろフランキー達が上手く改造してくれて、ジェルマ以上の超能力スーツが開発される日も近いかも…?
おわりに
トリッキーな力を持ったレイドスーツを、サンジが利用したのは麦わら海賊団にとってもプラスでしょう。
一味で一番頭の切れるサンジですから、今後もうまく活用してくれそうです。
ルフィやゾロでは使いこなせないと思われます…。
ページワンとの戦闘結果が楽しみですね!
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