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映画「未来のミライ」は何を伝えたかったのか?テーマを考えながら観てみた【ネタバレ感想・レビュー】

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未来のミライ (角川文庫)

2018年7月20日、細田守監督の最新作『未来のミライ』が公開されました!

僕は「ぼくらのウォーゲーム」からの細田守ファンでありまして、今回も劇場へ足を運んできました。

ネットでは低評価(5点満点中3点未満)が目につく今作。

僕も途中までは「この作品のテーマは何なんだ???」と、疑問符のオンパレード。

しかし最後まで見て、「良い映画だったなぁ」と腑に落ちましたので僕なりの感想を記しておこうと思います。

※ネタバレ含みます。

 

 

テーマは「家族への感謝」

結論から書きますと今作のテーマは「家族への感謝」だったと思います。

もちろん「家族愛」「親子愛」「兄妹愛」も描かれてはいました。

というか、途中まではこれらがメインテーマなのではないかと思いながら観てました。

しかし今作の一番の見せ場は、物語の終盤で「ひいじいじがひいばあばと競争するシーン」でしょう。

 

「ひいじいじ」と「ひいばあば」の言い伝え

「曾祖父は競争して(走って)勝ったから曾祖母と付き合えた」という言い伝えが、「真実だった」と判明する名シーン。

曽祖父は戦時中に足を怪我していたため、満足に走れません。

まともに走ったら、曾祖母に敵わない。

それでも曾祖父が勝てた理由は、「曾祖母が(一生懸命な曾祖父に心をうたれて)わざとゆっくり走って負けたから」でした。

このシーンを空から見ていたミライが、くんちゃんに一言。

「ひいばあばがわざとゆっくり走っていなかったら。他にも、いろんな偶然が重なってなかったら、私たちはここにいないんだよ」と。

(正確なセリフは覚えてないので悪しからず…こんな趣旨のセリフだったと記憶しています)

これがこの「未来のミライ」で最も重要なセリフでしょう。

この前後のシーンでは家系図を連想させるCG描写がありますが、これも「様々な偶然が重なった出会い」によって今があるということを表現していると思います。

つまり「不思議な縁に感謝しなさい」よ、と。

「家族に感謝しなさい」よ、と。(先祖への感謝とも言える)

 

 

それまでの「くんちゃん」

先ほどのミライのセリフを聞くまでのくんちゃんは、それはもうただのガキんちょでした。(まぁ4才ですから当然ですけどね…)

「自分がミライのお兄ちゃんだと認めたくない(嫉妬)」

ただひたすらに、この一心でしたね。

しかしひとりぼっち新幹線で「ぼくはミライちゃんのお兄ちゃんだ」と認め、未来のミライから先ほどのセリフを聞き、ラストシーンではミライちゃんにバナナをあげながら一緒に笑うのです。

それまで「ミライちゃん好きくない」と頑なに嫌っていたガキんちょが、立派なお兄ちゃんへと成長したのです。

今の自分へと命のバトンを繋げてくれた家族(先祖)への感謝を知り、妹を大事に生きようと決意したのでしょう。

 

おわりに

僕自身、妹がふたりいるので感慨深い作品でした。

Twitterでも書きましたが、少なからず兄や姉は妹や弟に嫉妬するものだと思います。

自分も子どもがふたり以上できたときには、みんなでこの「ミライの未来」を観たいですね。

ミライがわかりやすくセリフにしてくれてるので、きっと家族への感謝の気持ちを感じてくれるはずです。

…たぶん。

mirai-no-mirai.jp