2017年も、遂に4月に突入!!
明日4月3日が、多くの新社会人にとって新生活の始まりとなるようですね。
僕にもそんな時期があったな・・・時の流れは残酷です。
さて、今回はそんな僕の新人時代のお話です。
結論から述べますと、新生活1ヶ月目にして命を落とすところでした←
初めての一人暮らし
僕は生まれてこの方、ずーっと実家暮らしでした。
大学も実家から2~3時間かけて通学。自転車で15分、最寄の駅から福岡市内まで電車で30分、そしてバスで2時間弱・・・遠いわ!
社会人になって、初の一人暮らし。
福岡から広島へ。
土地勘なんてもちろんありません。実家は山だったので、川の近くに家を借り(これは正解だった)、様々な一人暮らしアイテムを買い、社会人が始まるまでの最後のモラトリアムを楽しむ日々。
ワクワクが止まりませんで、無駄にPS3買ったりしました。(その後ほとんどプレイせず、ブルーレイ鑑賞専用機と化す)
うーん、思い返すだけでも楽しい。
実家にいた頃は料理なんてほとんどやりませんでしたが、一人暮らしをきっかけに自炊を始めました。
料理本みてやれば、けっこう美味くできた(誰でもできる)ので、「おれ女子力高ぇ~ふぅ~!!!」とか思ってました。(バカ)
これが後々、命取りになるとも知らずに・・・。
そして、始まる新社会人生活
すべてが新鮮でした。
同期と一緒に研修に行ったり、先輩営業マンに同行させてもらったり、歓迎会を開いてもらったり。
たいした仕事もないので、定時で帰宅し自炊する日々。
僕の家から歩いて5分のとこに、先輩の家があることがわかり、ちょくちょくお邪魔させてもらったりもしました。
先輩の奥さんと3人でご飯を食べさせてもらうことも。
感謝しています。
ある日事件は起きた
さて、順調に過ぎていく社会人生活。4月も下旬に差し掛かり、会社の雰囲気にも慣れつつありました。
相変わらずの自炊生活により、僕の料理の腕もメキメキと上達。
そして、ある日。
仕事が終わって、家に帰る道中のこと。
めちゃくちゃ頭が痛い。
仕事中はいつも通りだったのに、急にしんどい。そしてお腹が痛い。
特に新生活に不満はありませんでしたが、「どこかでプレッシャーを感じてたのか・・・?」と思いながら帰宅。
熱を測るのは怖かったので、とりあえず18時頃就寝←
しかし全く寝付けず、腹痛と頭痛と吐き気はひどくなる一方。
そして、僕は思うのでした。
「この感覚・・・知ってる・・・!!!」
この感覚は間違いなく・・・
ウィルス性胃腸炎・・・!!!(3年ぶり3回目)
学生時代のアルバイト初出勤日・・・そしてギター部での大事な練習日・・・これまで幾度となく僕を苦しめてきた存在・・・!!
それがウィルス性胃腸炎・・・!!!
などと考えている余裕はなく、どんどん消耗していくワタシ。
観念して熱を測ると、驚きの40℃超え。
ここで初めて、実家暮らしの有難みを感じます。看病してくれる家族って素晴らしいですね。
しかし、今は一人暮らし。助けてくれる家族はいない。
そして彼女がいないことを激しく後悔するワタシ。
てか、どうしよう。
熱40℃あるんですけど。一人暮らしで死にそうな時って、どうしたらいいの?救急車呼べばいいの?もう夜中なのに?
ねぇ、何が正解なの??
救いの神、来たる
意識が朦朧とする中、僕は名案をひらめきました。
「もうあの人しかいない・・・先輩に助けを求めよう!!」
そう、実家から歩いて5分のとこにいる先輩。
もう頼れるのはあの人しかいない。
23時過ぎてるけど仕方ない。背に腹は変えられぬ。
そして電話をかけるワタシ。
ワタシ:「も、もしゴホッ・・・もしもし・・・」
先輩:「もしもし?どしたんこんな時間に」
ワタシ:「ね、熱が40℃ゴホッ・・・ありまして・・・死にそうっす・・・ゴホッ」
先輩:「ちょっと待っとけすぐ行く!!!」
そして5分後に、大量の水とフルーツと頓服薬を持ってきてくれました。
とりあえず薬を飲んで様子をみると、落ち着きましたとさ。
新社会人の皆さんへ
翌日に会社休んで病院行きましたが、予想通り胃腸炎でした。
ただし今回はウィルス性ではなく、細菌性。
適当に調理してた自分のミスです。
細菌性急性胃腸炎とはどんな病気か|症状や原因・治療 - gooヘルスケア
新社会人、特に初めて一人暮らしをする皆さんは、食材管理をしっかりやりましょう。
調理場は常に清潔に保ちましょう。
そして、頼れる先輩を見つけておきましょう。困ったときは経験がものを言います。
それから、近くの病院は把握しておきましょう。(僕の場合は先輩に紹介してもらった)
薬も買っておきましょう。常備薬ってやつですね。
おわりに
これを機に自炊は怖くなり、やめました←
それでもこの3年後、見事にウィルス性胃腸炎にかかりました。
呪われているのかな・・・?
おしまい