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【全巻レビュー】『SHAMAN KING THE SUPER STAR』が面白すぎるのでまとめてみたよ!

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TVアニメで復活したシャーマンキングですが、その後の物語『SHAMAN KING THE SUPER STAR』も好評連載中です。

葉や、その息子花の物語はどうなっていくのでしょうか?

ということで今回はSHAMAN KING THE SUPER STARを全巻レビューしていきます!

 

 

SHAMAN KING THE SUPER STARとは?

少年マガジンエッジ 2021年5月号 [2021年4月16日発売] [雑誌]

少年マガジンエッジにて、月一で連載中のシャーマンキング最新作です。

時系列としてはSHAMAN KING FLOWERSの続編にあたります。

よってメインテーマは「フラワーオブメイズ」を巡る争いですね。

  • 第一章「三代目ITAKOのANNA」
  • 第二章「デスゼロ」
  • 第三章「ダイ仏ゾーン」

の3つの章から構成され、その後麻倉葉たち五人の戦士のストーリーへと繋がるようです。

2021年6月現在、第三章「ダイ仏ゾーン」編が連載されています。

それでは、全巻レビューといきましょう!

 

第1巻感想:いきなりスピリットオブアース!?

主な登場人物

第1巻の主役はアルミ・ニウムバーチです。

麻倉花の許嫁であり、チームハオの総監督をつとめます。

前作フラワーズでは、チームハオの中でも最強キャラとして描かれていましたが、今作ではよりヒロイン寄りに描かれています。

第2巻で明かされますが、アルミの巫力は決して多くはないようです。

あくまで主人公は花や葉であり、アルミはサポート役としての意味合いが強いように思います。

第1巻でのアルミは、花を復活させるために「サクライの遺恨」を求めて青梅邸での戦闘に臨みます。

その他のキャラの動向はこんな感じ。

  • 麻倉葉:スピリットオブアースと共に登場。特に何もしない(!?)
  • ハオ:葉と一緒に登場。フラワーオブメイズの解説をしてくれます。
  • 麻倉花:1コマだけ登場。髪がボサボサに伸びてます。
  • 青梅戒造:重要人物のひとり。花の新たな持霊(予定)の桜井と関係があるようです。
  • 蛇島:警官。実は重要キャラ。

ストーリー

花を復活させるため、里矢村にやって来たアルミ。

彼女が狙うのは、青梅戒造邸の金庫に眠る「サクライの遺恨」です。

時を同じくして、花は桜井とともに地獄のコミューンを抜け出し現世を目指します。

オーバーソウルのような「鬼」・戦艦大和を操る戒造に対して、シルバーアームズを発動するアルミ!!

果たして戦いの行方は…!?

登場するオーバーソウル

パッチガール

シルバから受け継いだと思われるシルバーアームズによるオーバーソウル。

前作SHAMAN KING FLOWERSで登場した「シルバーホーンショットガン」のスタイルで登場します。

鬼(大和)

まるでオーバーソウルのような鬼。

自分の姿が変わるような鬼は、前作で花が見せた鬼に続いて2体目です。

感想

シャーマンやフラワーオブメイズの解説をしながら物語が進むため、スロースタートといった印象。

前作を読んだことがない人でも、すんなり読めますね。

しかし基本的にはシャーマンキング、そしてFLOWERSの続編なので、しっかり復習してから読むと何倍も楽しめると思います。

葉とスピリットオブアースの活躍が早く見たいところ。

アルミのシルバーアームズが見開きで描かれていてすごくカッコいいので、見どころです!

 

第2巻感想:憑依合体恐山アンナ…だと…!?

主な登場人物

遂に登場しますよ、我らが主人公・麻倉花が!!

アルミのピンチに駆けつけるという、ものすごい胸熱展開です。

前作では花よりアルミが強い感じに描かれてましたが、今作では花はアルミの支えとして描かれてます。

頼りになるぜ。

ただしまだゴーストのため、憑依合体やオーバーソウルでの戦闘は描かれず。

ただ、なんと花を憑依合体させたアルミが必殺の「阿弥陀流真空仏陀切り」にて改造をぶっ飛ばします。

いるよなあ

せっかくに生きてんのに魂が息してねえヤツ

言わせりゃむしろ死人はそいつら

逆に魂がしっかりしてりゃどう殺されたって絶対死なねえ

それがオレ達シャーマンだ

引用:『SHAMAN KING THE SUPER STAR』第10廻「魂バトラー花ちゃん」より引用

今回一番の、花の名言です。

その他のキャラの動向はコチラ。

  • アルミ:花に救われたことが悔しくて、単身で青梅邸に乗り込みます。
  • 青梅改造:アルミ&花により撃破。入院中の病室に現れたのは、鴨川羊介でした。
  • 鴨川羊介:蛇島から「閣下」と呼ばれる男。全ての鍵を握る裏ボス。
  • 蛇島:羊介の手下であることが明かされます。さらにその正体は「ラプト」という化物でした。

ストーリー

改造の攻撃に応戦するアルミ。

O・Sパッチガールに加えて、なんと前鬼と後鬼も使いこなします。

が、あまりに強大な持霊を操ったため巫力切れで大ピンチに!!

そこに現れた麻倉花。

アルミに憑依合体し、なんとか改造を退けます。

金庫を手に入れるべく青梅邸の乗り込んだアルミの前に現れたのは、警官の蛇島。

蛇島の正体は、チームヤービス所属の「ラプト」という異形の化物だったのだ。

語られるパッチ村崩壊の理由、そして遂に開かれる金庫の中身とは!?

アルミはピンチを脱するため、なんと恐山アンナを口寄せし憑依合体するのであった…!!

そして暗躍する鴨川羊介もラストシーンで登場。

登場するオーバーソウル

大型式神 O・S前鬼後鬼

麻倉葉王がつくった最強の式神。

シャーマンキングではアンナが使ってましたが、今作ではアルミが使用。

ラプト

オーバーソウルではありませんが、今作で新たに登場した謎の生物。

身体能力が非常に高い、爬虫類っぽい見た目の化物です。

たくさんのラプトを引き連れた羊介が、どうやらパッチ村を滅ぼした模様。

感想

花の登場シーンが胸熱すぎ!!!

アルミとの憑依合体も本当にカッコいいです。

そして鴨川羊介の登場で一気にストーリーが進み始めましたね。

特にラプトとパッチ村崩壊の話は、もっと詳しく描いて欲しいところです。

そして2巻の最後にアルミがアンナを憑依合体して、このあとどうなるの!?

 

 

第3巻感想:千春さん!!あなたでしたか!!

主な登場人物

今回の主役は桜井、そして青梅戒造ですね。

桜井の本名は「桜井咲太郎」、零式戦闘機で相手を滅する姿から「デスゼロ」異名を持つ男です。

前作FLOWERSで明かされなかった恋人・千春のことや、青梅戒造との関係も明かされます。

第3巻は基本的には桜井と改造の過去編です。

そして次巻、遂に花との新型オーバーソウルが登場するぞー!!!

その他のキャラの動向はこんな感じ。

  • ルーク・ラッソ:ラキストの祖父にして、X-LOWSの前身「ヘブンズゲート」の創始者。桜井と改造を仲間に引き入れる。
  • 青梅改造:文書を読むことで霊力に目覚める。

ストーリー

桜井が改造を誘って国に反旗を翻し、ルーク・ラッソと出会う過去が描かれます。

そして時は戻り、アルミの前に姿を表す羊介。

憑依合体アンナの力は次巻で描かれるぞ!

登場するオーバーソウル

O・Sルシフェル

ルーク・ラッソのオーバーソウル。

ピストルを媒介とした天使のオーバーソウルです。

ちなみにルシフェルは今後も登場する重要キャラです。

感想

今回は過去編ということで、残念ながら前巻のような痺れる展開はありません。

が、FLOWERSで伏線が貼られていた桜井の恋人・千春のことが明かされたりと重要な巻ですね。

 

第4巻感想:花の新型オーバーソウルきたぁぁあああ!!!次元法ってなに!!?

主な登場人物

今回の主役は花とアルミでしょう。

アルミはアンナを次元法にて次元召喚するという、荒技をやってのけます。

その名も「アンナ・クラウド」!!

これにより、なんと羊介の最強のカード「タイムストップ」の中でも動けるようになりました。

凄い、めちゃくちゃ強い。

さらに花は新型オーバーソウル「デスゼロ」そして「ゼロ戦マン」を披露!!

最新の可変甲縛式オーバーソウルですよ。

さすがの武井先生のデザインセンスでカッコ良いです。

FLOWERSから苦節数年、ようやくこの目で確認できて感無量です。

新たな力を手に入れたふたりの、フラワーオブメイズでの活躍が楽しみですね。

その他のキャラはこんな感じ。

  • 恐山アンナ:次元法で召喚。幻の鬼左を披露。
  • 鴨川羊介パッチ村を襲った理由、そしてメイデンを殺めた理由を遂に語ります。
  • 東紅紅:SHAMAN KINGレッドクリムゾンより登場!刑天が持霊。
  • 青梅戒造:羊介により残りの命をすべて使い、花と戦うことに。
  • 桜井咲太郎:千春とともに仲間の待つコミューン(天国)へと旅立ちます。

ストーリー

アルミvs.鴨川羊介!!

羊介最強のカード「タイムストップ」で時間を止められますが、本物のアンナを召喚したアルミの前には効きません。

そしてアルミの過去も明かされ、本編では初めて初代イタコのアンナも登場。

一旦逃げた羊介は、青梅戒造をカードで操りアルミの元へ向かわせます。

そこに現れる花&桜井。

新型オーバーソウル「ゼロ戦マン」で改造を倒し、桜井は千春と一緒に元いたコミューンへと旅立つのでした。

登場するオーバーソウル

ゼロ戦マン

甲縛式オーバーソウルにして、可変オーバーソウルでもある花の新型。

戦闘中に変形するのだ!

可変オーバーソウルについては可変甲縛式オーバーソウル&可変オーバーソウルまとめ!にて詳しく解説しています。

必殺技は、軍人の亡霊を弾として込めて発射する「御霊ランチャー」。

桜井は残念ながら持霊になりませんでしたが、媒介であるピストルだけでも今後もオーバーソウルできるようです。

アンナ・クラウド

オーバーソウルとは異なる、新概念

詳しく知りたい方は新概念「高次元場」を解説してみたをご覧ください。

全てのシャーマンが開く新しいステージと言われています。

これがあれば羊介のタイムストップにも対抗できるようです。

感想

SHAMAN KING THE SUPER STARで最も激動する巻です。

花と桜井の新型オーバーソウルは待ちに待ってたし、高次元場とかいう新概念は出てくるし、もうお祭りです。

桜井がいつか花の正式な持霊になるのが楽しみで仕方ないぜ!!

 

 

第5巻感想:霊力1億2000万、SS神クラスだと…!?

主な登場人物

第5巻からは「ダイ仏ゾーン」編に突入!

しかしサティは最初に少し登場しただけで、その後この第5巻では全く登場しません。

今巻で一番目を引くのは、神クラスとして登場する霊「シヴァ」でしょう。

霊力1億2000万、SS神クラス。

スピリットオブファイアなどの五大精霊が霊力33万、シャマシュが52万、サティの持霊ダイニチが70万だったので、とんでもない数字です。

たまおによると、総勢100名のシャーマンが協力してオーバーソウルしているようです。

敵か味方かわからない、魅力的なキャラクターがまた出てきて嬉しいですね。

その他の登場人物はこちら。

  • チームハオ:ついに道黽、伊吹ガッコ、麻倉葉羽といったチームハオメンバーが全員集合。みんなで京都を目指します。
  • サティ:ほんの少しだけ登場。何やら羊介と繋がりがあるようだが…!?
  • コメリ:シャーマンキングでは幼女でしたが、大人のお姉さんに成長。地蔵と馬頭を持霊とします。
  • 二代目木刀の竜:FLOWERS以来、久々の登場。
  • 玉村たまお:前作から続く最強キャラ、ついに次元法を習得。可変オーバーソウルも使いこなす。

ストーリー

サティとたまおの会話からスタートする第5巻。

「それでも私はあなたとあなたと手をとり共に戦うことをのぞみます。その時あなたと私がどちらにいたとしても」という、意味深な言葉を残してサティはその場を去ります。

場面変わってふんばりヶ丘。

サティを追ってきたコメリは、その道中にシヴァに襲われます。

そこで描かれた回想では、シヴァによって破壊されるガンダーラ、そして負けを認めシヴァに忠誠を誓うサティが描かれます。

たまおの助力でなんとかシヴァを退けたコメリ。

そしてチームハオの面々はみんなで京都に向かいますが、いきなりトラブルに巻き込まれて…!?

登場するオーバーソウル

シヴァ

シャーマンキングシリーズ全作を通して最強の霊でしょう。

ガンダーラの過去に何があったのか、そしてシヴァを操るシャーマンが誰なのか気になります。

可変天狗ダイカラス

イマリとシガラキを使い春雨を媒介とした、たまおの新型オーバーソウル。

花のゼロ戦マンと同様、戦闘中に変形可能。

さらにたまおの次元法によりその力は引き出されるのだ。

感想

いやいやいや、シヴァ強すぎるって。

どうやらガンダーラの源流の神だそうですが、なぜガンダーラを襲ったのかが気になりますね。

サティもチームハオの敵を匂わせる発言をしており、いったいどうなってしまうんでしょう…。

アルミが第4巻で見せた次元法の解説もあるので、必見です。

 

おわりに

5巻まで出てますが、まだまだこれから面白くなること間違いなし!!

SHAMAN KING FLOWERSの伏線もしっかり回収してくれて、嬉しい限りです。

今後、麻倉葉たちも登場することですし本当に楽しみです!!

ちなみに蓮やホロホロはSHAMAN KINGレッドクリムゾン、リゼルグはSHAMAN KINGマルコスで先に登場してます。

ぜひそちらも読んでみてください!

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