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【ワンピースネタバレ】尾田先生はなぜジャッジにルフィを批判させたのか?【899話考察】

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ONEPIECE899話では、ジャッジがルフィに対して痛烈な批判を浴びせます。

要約すると「なぜお前(ルフィ)は出来損ないであるサンジを助けに来たのか?」というセリフでした。

この発言について作中ではサラッと流していますが、尾田先生からのメッセージが隠されている気がしてなりません。

この記事では、「尾田先生はなぜジャッジにルフィを批判させたのか」について考察します。

 

ジャッジの発言

無事にサンジを取り戻した麦わらの一味ですが、あと一歩のところで絶体絶命のピンチに陥ります。

そこに援護射撃で助けてくれたのは、ジャッジ率いるジェルマ66でした。

ジャッジはルフィに対し、サンジを批判する発言をします。

そいつが何だというのだ!!!

麦わらのルフィ!!

ここは踏み込めば二度と出られぬ「四皇」ビッグマムのナワバリ!!!

そいつを一人取り戻すために命を賭けたのか!?

サンジはジェルマの失敗作だ!!!

皮膚も盾とならずメシ炊きに従事し王家のプライドもない!!

つまらぬ情に流され弱者のために命を危険に晒すような脆弱な精神!!

兵士としてあまりに不完全な出来損ないがその男だ!!! 

これに対してルフィは

じゃあな!!

援護ありがとう!! 

と簡単に流します。

さらに、

びっくりした

何であいつ急にお前(サンジ)のいいとこ全部言ったんだ? 

とも発言しています。

実はこのやり取りは、物語の進行には全く関係のないものなんですよね。

ストーリー的には、描く必要のない展開。

にもかかわらず、尾田先生は数ページをこの場面に割いて描いています。

なぜなのでしょうか?

 

「自分を認めてくれる環境はある」というメッセージ

結論から言うと、「自分を認めてくれる環境はある」というとてもポジティブなメッセージなのではないかと思います。

さきほどのジャッジの発言にもあるように、ジェルマ66にとってサンジは「出来損ない」なんですよね。

しかし、麦わらの一味にとってサンジは「なくてはならない存在」です。

実際に844話「ルフィVS.サンジ」において、ルフィはこう発言してます。

必ず戻ってこい!!サンジ

お前がいねェと…!!

おれは海賊王になれねェ!!! 

つまり尾田先生はサンジを例にとって、「ある環境で認めてもらえなくても、他に認めてくれる環境はある」と暗示しているのではないでしょうか?

例えば、家庭。

例えば、学校。

例えば、職場。

自分の知っている「世間」や「普通」というのは、とても狭いものです。

だからこそ、

今報われていなくても、いつか報われる環境が見つかる
自分を認めてくれるコミュニティは必ずある
だから生きよう

そんなメッセージが、今回のやり取りから垣間見えます。

 

おわりに

今回は、899話でのジャッジの発言の真意について作者の立場に立って考えてみました。

もちろん、「なぜこの場面を描いたのか?」という問いに対する本当の答えはわかりません。

しかし震災にあった地元熊本を応援している尾田先生ですから、そんなメッセージできっと描いたんだろうと思います。

漫画や小説って、無駄なシーン・表現は一切ないんですよね。

こうやって作者の立場に立って考えてみると、見えなかったものが見えたりもするので、たまには良いですね。

それでは、また。