記事タイトルの通り、ONEPIECE第1054"炎帝"にて衝撃の事実が明かされました。
それが世界会議での「ネフェルタリ・コブラの殺害」です。
しかも犯人はサボとされており、世界では英雄はたまた神として反政府・反天竜人のシンボルとして崇められている様子。
しかし僕も含め、読者の皆さんはこう思ったはずです。
「サボがコブラを殺すはずがない!!」
ということで今回は「サボはコブラを殺害していない」という仮定のもとに考察してみたいと思います。
世界会議での革命軍の目的
まずは今回の世界会議での革命軍の目的を確認しましょう。
これは第904話"革命軍全隊長登場にて"ドラゴンとサボが名言しています。
ドラゴン「ーサボ、先に作戦を固めておくか…今回の「世界会議」では…いよいよ」
サボ「宣戦布告ですね "天竜人"へ…!!!」
引用:『ONEPIECE 第904話"革命軍全隊長登場"』より
そう、革命軍の目的はあくまで「天竜人への宣戦布告」でした。
そしてこの目的は「コブラ殺害よりも前」に既に達成されていることが明かされています。
ーその(コブラが殺害される)数時間前にゃあ天竜人の居住区"神々の地"にて
世界貴族のシンボル"天駆ける竜の蹄"を破壊し"宣戦布告"!!!
引用:『ONEPIECE第1054話"炎帝"より』
つまり革命軍本来の目的であった「天竜人への宣戦布告」は既に達成されており、サボがコブラを無理に殺害する理由は無いことが分かります。
世界経済新聞社がこの一報を報じた時、イワンコフやドラゴンもかなり驚いていましたね。
イワンコフ「あのサボよ!!?あり得ナッティブル!!!」
ドラゴン「まずは…事実確認だ…!!!」
引用:『ONEPIECE第956話"ビッグニュース"』より
つまりコブラ殺害は革命軍の計画ではなかったのでしょう。
以上のことから「サボがコブラを殺害したとは言い切れない」ということが分かりますね。
ビビの失踪
では、誰が真犯人なのか?
ここで深く関わってくるのが「ビビの失踪」だと思います。
こちらも今回の世界会議で発生した新事実として最新話で語られました。
コブラ王殺害と同時に起きた
王女ビビ失踪の件は…?
引用:『ONEPIECE第1054話"炎帝"より』
ビビと言えば第908話"世界会議開幕"にて、その顔写真がイム様の手に握られていました。
そしてその後の五老星の気になるセリフが「歴史より消すべき"灯"がまたお決まりでしょうか?然らばその者の名を!!」です。
イム様はニカとして覚醒したルフィや、古代兵器ポセイドンそのものであるしらほしの写真を切り刻んでいたことから、ビビも歴史より消すべき存在として認識しているのでしょう。
(ニカやポセイドンは天竜人の地位を脅かす=空白の100年のカギを握る存在ですね)
よって今回の世界会議での混乱に乗じて、イム様(正確には五老星またはCP0)がビビを消そうとしたのではないでしょうか?
そう、本当に殺害される予定だったのはコブラではなくビビだったのです。
なぜコブラがビビの代わりに殺害されたのか?
では、なぜコブラが代わりに殺害されてしまったのか。
これはコブラがビビを庇ったのでしょう。
この殺人事件は世界会議の解散後に起きたことだとガープが明言しています。
「世界会議」解散後 わしらの出航直後事件は起き…船内で報告を受けた
海軍は全力で事件解決に努めていくが
どうか地上を…!!人間達を恐れんでくれんか!!
アラバスタ王国に関する事件じゃ
引用:『ONEPIECE第956話"ビッグニュース"』より
よってビビ・コブラがイム側から襲われたのは帰りの船内だった可能性があります。
つまり人目のつかない場所で襲われた。
仮に五老星やCP0が動いたのであれば、彼らが犯人だとバレると世界政府側にとっては不都合ですからね。
人目に付かない場所で仕掛けるに越したことはありません。
そこに何らかの事情で鉢合わせた、もしくは見聞色の覇気等でビビの危険を察知したサボが助けに駆けつけたのではないでしょうか。
しかし、惜しくも間に合わずコブラは既に死亡。
ビビはなんとか守りきったものの、このままアラバスタ王国に帰してはビビの命が危ない。
よってサボはビビを匿っていると思われます。
都合よく居合わせたサボを真犯人として、世界政府は事実を捻じ曲げたのではないでしょうか。
おわりに
ということで僕の予想は「コブラはイム側の魔の手からビビを守って殺害された。助けに駆けつけたサボはイム側を追い払い、ビビを救って匿っている」です。
サボの一ファンとしての願望でもありますが…。
もちろん海軍の言う通り、世界政府を樹立した"最初の20人"の血を引くコブラを殺害する動機は革命軍にも十分あります。
はたしてサボが犯人なのか、コブラは本当に死んでしまったのか…?
これからの展開に期待しましょう!!