NARUTOの続編であるBORUTO第4巻を読み終えたので、感想を書きたいと思います。
第3巻の第9話までは、映画『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』のストーリーと同じ内容。
10話「オレの物語…!!」より、タイトル通り「漫画版BORUTO」の本格的な物語が幕を開けました。
今回の第4巻も、もちろんオリジナルストーリー。
白熱の展開です!!
前巻までのあらすじ
大筒木カグヤ達を見事打ち破り、通常任務へと戻ったボルトたち木の葉丸小隊。
新たな任務は、火ノ国の大名の息子であるテントウの護衛。
「君らのレベルの生活というものを見せてくれよ」と言ったTHE・ボンボン発言を繰り出すテントウに、苛立つボルトだが…!?
第4巻のストーリー
テントウ護衛編に丸々1巻を費やしています。
ストーリーの流れはこんな感じ。
- ボルトとの友情を深めるテントウ
- 「貉(ムジナ)」によるテントウ誘拐事件発生
- ボルトvs.ショジョジ!!
- 動き出す謎の組織「殻(カラ)」…!
感想とともに内容をご紹介します。
1.ボルトとの友情を深めるテントウ
冒頭にも述べたように、火ノ国の大名の息子であるため、ボンボンであるテントウ。
生意気なやつかと思いきや、「忍術!ボクに教えてくんない?」と無邪気な一面も見せます。
意外とかわいいやつめ。
ボルトも「護身術のため」として、修行をつけることとなります。
自身がサスケから手裏剣の修行をしてもらったのと同様に、テントウへ手裏剣を教えるボルト。
何度となく失敗しますが、テントウは上手く的に手裏剣を当てられるようになります。
オレもさ…
お前と同じなんだ
父ちゃんに見てほしかった
休憩中にこう切り出したボルト。
テントウの境遇に、自分を重ねてたんでしょうね。
ふたりは仲の良い友達となったところで、護衛任務は終了します。
別れ際に涙目のテントウいいね!!
2.貉(ムジナ)によるテントウ誘拐事件発生
そうして別れた二人でしたが、貉(ムジナ)という犯罪組織によるテントウ誘拐事件が発生!!
Bランク任務中のボルトでしたが、任務を抜けることをサラダに伝え、テントウ救出へと向かうのでした。
「こっちはあたしとミツキで上手くやるから、そっちもしっかりやんなよ!」と男らしく送り出すサラダ。
流石はサクラの娘!!かっこいいね!
場面は変わり、テントウを誘拐したのは貉のボス・ショジョジ。
得意忍術は「屍分身の術」。
なんとコレ、相手の脳を生きたまま食らうことで、相手の「姿」「記憶」「能力」をコピーする禁術!!
グロい術ですな…。
もちろんテントウは、大名に対する人質です。
このことを理解し自害しようとするテントウでしたが、これを防ぎ頭ごと食らおうとするショジョジ。
こいつやべぇぞマジで。
そして間一髪のところでボルト登場!!
後は任せな…こっから先は
忍者(オレら)の仕事だ
かっけぇー!!!
ここは4巻の中で一番熱いシーンでしたね。
ちょっと鳥肌立ったぞ。
3.ボルトvs.ショジョジ
僕はね。ボルトの使う忍術に嬉し泣きですよ。
うちは流手裏剣術…!
「雷(かずち)・三連!!!」
サスケの忍術をしっかりモノにしてますね。
得意の螺旋丸も繰り出しますが、ショジョジの風遁・風伯楯(ふうはくじゅん)という忍術の前になすすべ無し。
「認識した攻撃なら全てはね返せる無敵の風バリア」とかいうチート技です。
つえーよー。強すぎるよー。
影分身で不意を突こうとするものの、ショジョジに捉えられるボルト。
首の骨を折られる、まさにその瞬間。
ショジョジの背中に突き刺さる手裏剣!!
投げたのは、そう、テントウなのでした。
やるなお前!!
激昂したショジョジに螺旋丸をぶつけ、ぶっとばすボルト。
”認識”できなかったろ?
オレらの「チームワーク」は。
というセリフで締め。
ショジョジは立ち上がるものの、駆け付けたミツキ&サラダによって一網打尽にされるのでした。
4.動き出す謎の組織「殻(カラ)」…!
無事にテントウ誘拐事件は解決。
しかしショジョジとの戦闘中に、気になる出来事がボルトの体を襲っていました。
それが、ボルトの右手に現れた印(いん)。
大蛇丸の”呪印”を彷彿とさせますが、その正体は謎に包まれたまま。
印を見たショジョジは「お前…まさかあの「組織」の…!?」と同様していました。
その後、逮捕されたショジョジを問い詰めるサスケ。
ショジョジから「黒いローブをまとった「殻(カラ)」と名乗る組織が、ボルトの掌の印について会話をしていた」ということを突き止めます。
4巻の最終ページは、この「殻」メンバーが一堂に会する場面で終了。
なんともワクワクする展開です。
おわりに
ナルト達が担当した、波の国の護衛任務を思い出すような内容でした。
再不斬や白が懐かしいなー。
そして第1話で登場していた、謎の印。
物語のカギを握ることは確かですね。
正に今から物語は大きく動き出すので、まだの方は今の内に読んでおきましょう!