『死んで生き返りましたレポ』というマンガをちょうど2年前に読みました。
ふと読み返したので皆さんにもご紹介します!
『死んで生き返りましたレポ』とは?
2014年11月に発売された村上竹尾さんの著書。そもそもはpixivにて公開されていたマンガです。というか、今も無料で読めます。
著者の村上竹尾さんは絵描きであり、睡眠不足でも体調不良でもまともな食事ができなくなっても働き続けました。
結果、ぶっ倒れる。
本書は、そんな筆者が九死に一生を得たところからスタートします。めちゃ重たいっす。
ちなみに書籍版はマンガへの加筆・修正はもちろん、主治医の症状メモや著者の脳に対する考え等が読めます。
何がきっかけになるかわからない
前半の描写は、ぐっちゃぐちゃです。
何がって、全部ですよ全部。
なぜなら、村上竹尾さんは目が見えていなかったから。
よって周りの風景は全くと言っていいほど描かれていません。
変わりに描かれるのは、著者の目と人影。ノンフィクションなのですが、どこか違う世界の物語のよう・・・雰囲気がとってもホラーです。
が!!
47ページからの「その6」にて激的な変化が!
なんとゴールデンボンバーのブログの話題をきっかけに、それまで精神異常・幼児後退を起こしていた著者の意識がはっきりするのです。
マンガ内ではじめて描かれる妹の顔に涙が出そうになります。
ここからは暗い雰囲気も一転、とてもほっこりする話も描かれていきます。
す、すごいなゴールデンボンバー。
人生健康第一。
いるじゃないですか。無理して働く人。
忙しくてご飯を抜く人。
定時過ぎても働き続ける人。
風邪ひいてるのに出社する人。
(いや、全部僕なんですけどね・・・。)
本当に無理をし続けると、人は死ぬ。当たり前のことなのに、必死で働いてる時は無理してるとかしてないとか、あまり意識しなくなっちゃうんですよねぇ・・・自分を管理する意味でも、僕にとっては戒めのようなマンガです。
そんな村上竹尾さん、いまはどうしてるの?
とても気になって調べてみました。
なんと続編が出版されているようです。
その名も『生き返っても、あの世』。
うおーい!!身も蓋もないな!!!
と思いましたが、やはり復帰後の現実は厳しいもののようです。
それは、まるで悪夢の世界のよう……一度は「生き直す」ことのできる喜びに歓喜したが、いつまで続くか分からない不可思議な症状に苦悩する生活が続いています。
気になるなー。ちなみに上のリンクからは1話が無料で読めます。
押し寄せる絶望感とは正にこのこと。
おわりに
激務でお疲れのそこのあなた!
ぶっ倒れる前に本書を読んでください!
そしてさっさと仕事を切り上げてください!
仕事なんて終わりの見えないものですから。優先順位をつけて折り合いをつけながらにしましょう。
以上!