こんにちは、建築業界で働くるっちです。
今日はタイトル通り、建設業界の職人不足問題について書いてみます。
本当に職人不足
業界内では、毎日のように「人が足りん。職人が足りん」と言われてます。
僕は内装のケイテン工事屋さんや壁貼り屋さん、外装の板金屋さんやサイディング屋さんと普段は関わってます。
どこに行っても「職人不足」は深刻です。
例えバッチバチのライバルであっても、現場を回すために職人さんの貸し借りは当たり前になってます。
ウチみたいな中小でも大変なんで、大きな現場をまわすゼネコンさんはヤヴァイでしょうねぇ。
本気で職人を目指す
さて、建築業界を志す若者のみなさんにここで一つ提案があります。
それが「本気で職人を目指す」というものです。
どのくらい本気かというと、
- 職人になって朝から晩まで働く
- 1級建築施工管理技士の勉強をする
- 1級建築士の勉強をする
- 独立してフリーランスへ
以上です。
書くのは簡単ですが、かなり無理ゲーです。
うまくやらないと体を壊します。
しかしこれ全部できたら、現場を理解した&図面も書ける最強建築野郎の誕生です。
あなたには数々の依頼が舞い込んでくるでしょう。
地方都市で自分のペースで仕事を請けることもできます。
現場のこと・職人の気持ちがわかるので、いろんな職人さんを囲い込むことができれば最強ですね。
現実的には「大工として働きながら1級建築士&施工管理技士」を取るのは至難の業なので、学生の内に基礎的な勉強はしておいて職人になるのが現実的でしょう。
僕が職人を目指すなら、そうします。
おわりに
広島に、1級建築士として働いたのちに職人となって自分の会社を経営している方がいます。
最強です。
職人さんから支持され、お客様であるゼネコンや工務店に対しても対等に渡り合える。
建設業界を目指すなら、そんな人生もありですね!