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【ネタバレ注意】ジョジョリオン最新15巻の感想を書くよ。

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回を追うごとに、その面白さを増すジョジョリオン。

7月19日に発売され、Kindleでも解禁されてますので早速読んでみました!

以下、ネタバレ感想です。

 

これまでのあらすじ

正体不明・記憶喪失だった主人公・定助でしたが、13巻にて遂にその正体(定助誕生の経緯)が明らかになりました。

吉良吉影+空条仗世文=東方定助。

ロカカカの木を巡り、田最環一行の襲撃を受けた吉良と仗世文。吉良は仗世文を爆発から守り死亡しましたが、蘇生させるべく仗世文がロカカカの木を使用したのでした。

その結果、お互いの肉体が等価交換され吉良と仗世文が一部融合した定助が生まれるのでした。

なかなかに衝撃的。

そして定助の謎が解け、田最環一行(岩人間たち)も全員死亡し一段落かと思いきや、これまで謎に包まれていた東方家の母・東方花都(かあと)が現れるのでした。

それも「他人の子供を殺した罪で15年服役していた」という大きな謎を抱えて…。

 

15巻のストーリー

吉良吉影の母・吉良ホリージョースターを救うべく、東方家のロカカカの木(継ぎ木)を探すことを憲助に表明する定助。

継ぎ木を特定するため、憲助は「植物鑑定人」に会いに行くよう定助に告げます。

これを見ていた花都が、息子・常敏に報告。

常敏もロカカカの木を探しているため、定助を阻止すべくドロミテ(スタンド:ブルー・ハワイ)を送り込むのであった…。

という感じのストーリーで、定助はドロミテに追い詰められていきます。

状況打開のためには、本体を叩くしかない。

ということで広瀬康穂に助けを求めますが、その康穂が常敏のスタンドによって気絶するところで話は終わります。

 

登場キャラクター

東方定助:母を救う決意を決めた主人公。今回はバイオハザードみたいな事件に巻き込まれる。

東方憲助:東方家の主。常敏が東方家敷地内でロカカカの木を探している映像を見て、衝撃を隠せない。

東方花都:すべてが謎に包まれた憲助の元妻。52歳とは思えない美貌。しかし敵陣営。

東方常敏:東方家の長男。ロカカカの木が超欲しい。

ドロミテ:本名は泥駒政次。見た目が怖すぎる。

広瀬康穂:定助を救うべく暗躍するが、常敏に見つかりそのスタンド攻撃を受ける。

基本的には町中の子供・おばさん・お姉さんが血をまき散らしながら襲ってくるという、バイオハザード回です。

 

活躍するスタンド

ブルー・ハワイ

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(引用:ジョジョリオン15巻「ドロミテの青い珊瑚礁②」より)

ドロミテの体液に触れた人間は、操られて「直進」しかできなくなる。

進行方向は「標的」に向かって。今回の「標的」は定助。

つまり操られた人間の体液が、定助に触れるとゲームオーバー。

よって、今回の敵は血を付けようとしてくる。

怖い。

ソフト&ウェット

おなじみ定助の万能型スタンド!

まき散らされた血をペットボトル内の水でバリアする機転、流石です。

ペイズリー・パーク

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(引用:ジョジョリオン4巻「『ペイズリー・パーク』と『ボーン・ディス・ウェイ』その③」より)

康穂のナビゲートスタンド。

ドロミテの正体を特定すべく、ドロミテの「歯」の情報を探しまくる。

警察署の捜査資料にも、難なく潜入する出来る子。

スピード・キング

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(引用:ジョジョリオン10巻「ドゥービー・ワゥ その①」より)

悪役・常敏のスタンド。

ある一点に熱を持たせる能力。

康穂の血管(頭部)に熱を持たせ、気絶させる。

今のところラスボスっぽいが、あまりラスボス感の無い能力である。

他に黒幕がいるのか…!?

 

感想

マジでバイオハザード回。

感染したおばさんが、シャッターに頭をガンガン叩きつけるシーンとか怖すぎる。

冷静に対応する定助はさすがです。

そして常敏がロカカカの木を狙う理由は、東方フルーツパーラーの繁栄と関係するようですね。

康穂が倒されて、八方ふさがりとなってしまった定助がどうやって現状を突破するのか楽しみです。

 

おわりに

続きが気になる!!

話が進展した15巻でした。

しかし花都が服役していた理由や、常便が石化を免れた方法など、気になる謎は多々残ってます。

そして常敏と花都の真の目的、彼ら以外に敵はいるのか。

16巻も楽しみです。

おしまい。