KANA-BOONの『バトンロード』と『ダイバー』似てる問題(?)
今日はコレについて考えてみました。
KANA-BOONとナルト(ボルト)
テレビ東京系列にて大好評放送中のアニメBORUTO。
オープニングテーマであるKANA-BOONの『バトンロード』が、2017年6月13日より先行フル配信スタートしました。
【おしらせ!】
— KANA-BOON official (@_kanaboon) 2017年6月13日
本日より、7/12発売の新曲「バトンロード」の先行フル配信が開始となりました!
ダウンロードはこちらから! https://t.co/Jsp5OEBgzW
是非、お聴きください!( ´ ▽ ` )ノ
KANA-BOONもBORUTO(NARUTO)も大好きな僕としては、我慢できず早速購入。
ポジティブになれる、めっちゃいい曲でした。
流石ナルトファンのKANA-BOON、良い曲書いてくれます。
KANA-BOONとBORUTOと言えば、映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』でも主題歌『ダイバー』を担当しました。
この『バトンロード』と『ダイバー』ですが、楽曲自体はとても似てるんですよね。
同じJ-POP、似たようなロック調で似たような歌詞。
ですが、聴き比べると、受ける印象が全然違います。
もちろんテンポも違うん(バトンロードの方がアップテンポ)ですが、一番の違いは歌詞にあると感じました。
では、具体的にどこが違うのか?
歌詞の視点が違う
- 『ダイバー』は主人公ボルト視点(主観)
- 『バトンロード』は第3者視点(客観)
これが決定的に違うんだと思います。
『ダイバー』の歌詞について
『ダイバー』では"僕"という一人称が多用されてますな。
いつだって今だって遠く向こう走る影
僕だって、ただ待っているわけじゃないから
引用:ダイバー/KANA-BOON
他にも、ボルト視点の歌詞が多いです。
ナルト(お父さん)に振り向いてもらえない彼自身の気持ち、心情を上手に描いています。
昨日の自分とは違うはずなのにな
どうして気づいてくれないんだろう?
募った不満が心の中で疼く
引用:ダイバー/KANA-BOON
嫌になって苛立って、うまくできない自分がいて
ダメだって立ち止まってしまう
引用:ダイバー/KANA-BOON
『バトンロード』の歌詞について
一方、『バトンロード』の歌詞は物語全体を俯瞰して見ている印象を受けます。
今は涙の種だって
咲かせれば偉大な伝承花
その目に宿せ 君の未来
引用:バトンロード/KANA-BOON
比べると、(主観なので当たり前だけど)『ダイバー』の歌詞には幼稚な印象を受けます。
つまり『バトンロード』は、おませさんですね。(?)
足跡つけ続ける日々を
嘆かないで 今を誇って
引用:バトンロード/KANA-BOON
ちなみに個人的に一番グッときた歌詞はこちら。
砕けたあの夜も
過去だと笑い飛ばす
そんな日が来るから
引用:バトンロード/KANA-BOON
良いこと言うじゃないですかKANA-BOON。
仰るとおりですね。
辛いことも恥ずかしいことも、いつかは笑い話になりますからね。
恐れずチャレンジしなさいということでしょう、多分。
おわりに
特に『バトンロード』の2番以降の歌詞は本当に素晴らしくて、普段の自分への戒めにも感じます。
KANA-BOON自身も、アニメ公式サイトでこう言ってるのだ。
この曲は、バトンロードを歩んでゆくボルト達への、そして今自分の道を歩んでいるあなたへのエールです
ということで絶賛配信中のバトンロード、是非みなさんも聴いてみてください。
おしまい。