ONEPIECE第957話"ULTIMATE"にて、遂に詳細が語られたロックス。
第907話でその名が明かされて以来、50話ぶりの登場となりました。
こちらの記事で予想していた通り、やはりロジャー以前の大海賊でしたね。
というわけで今回は、ロックスについてまとめた上で彼の野望である「世界の王」、そしてロックスとドラゴンについて考察してみます。
ロックスとは
- 本名はロックス・D・ジーベック
- ロックス海賊団の船長
- 船員は白ひげ、ビッグ・マム、カイドウ、シキ、キャプテン・ジョン、銀斧、王直など
- 能力は不明
- 懸賞金も不明
ロックスのプロフィールは、そのほとんどが未だ謎に包まれています。
「Dの一族」であり、その後四皇となる海賊たちのトップに立っていたわけですから相当な実力者だったことは確かです。
センゴクも、ロックスはロジャーにとって「最初で最強の敵だったのかもしれない」と言っています。
第957話では、彼のプロフィールよりも経歴について詳しく語られました。
ロックスの経歴
今のところ判明しているロックスの経歴をまとめてみます。
- とある儲け話の為に"海賊島ハチノス"にて船員を集める
- 「世界の王」になるという野望のためテロ組織のように世界政府に牙を剥く
- 38年前に「ゴッドバレー」にてガープ、ロジャーに敗北(ロックス海賊団壊滅)
- ロックス死亡
本編ではセンゴクは「ロックス海賊団はゴッドバレーで壊滅した」と発言していることから、恐らくこのタイミングで死去したと思われます。
ゴッドバレーについては多く語られていませんが、その名前から天竜人が住んでいた(もしくは天竜人ゆかりの地)可能性が高そうです。
世界政府にケンカを売るロックスですから、天竜人打倒のためにゴッドバレーを攻めたのでしょう。
目的は「世界の王」
次にロックスの野望である「世界の王」について考察してみます。
「世界の王」とは何なのか?
空白の100年後の世界、つまり現在のONEPIECEの世界を支配しているのは天竜人です。
つまり天竜人が「世界の王」と言っても過言ではありません。
となると、ロックスの目的は「天竜人の打倒」そしてその後自分が世界を支配することでしょう。
「この海で最も自由」な海賊王とは違いますね。
なぜ「世界の王」を目指すのか?
ロックスがこの野望を持つようになった理由は、いったい何なのでしょうか?
ここでポイントになるのは、彼がDの一族であるということ。
僕は、ロックスは空白の100年に眠る「世界の秘密」を知っていたのではないかと予想します。
天竜人、ひいては世界政府によって滅ぼされた「Dの一族が統治する国」の復活。
そして国王の座に自身が就任すること。
これが彼の望みだったのではないでしょうか。
センゴクはロックス海賊団のことを「一つの儲け話のためにかき集められた」と語っています。
世界を支配できれば、金銀財宝はいくらでも手に入りますよね。
ロックスと革命軍
最後に一つ、ロックスと革命軍についても触れておきます。
「世界政府を襲うテロ組織」と言えば、現代のONEPIECEでは「革命軍」が頭に浮かびます。
あくまで革命軍の目的は「天竜人の打倒」であり、その後の世界を支配することではありませんが、その思想は非常に近いものを感じます。
ドラゴンとロックスの関係性
では、革命軍総司令官であるドラゴンはロックスと関係があるのでしょうか?
結論から言うと「直接の関係はないが、ロックスの思想に刺激を受けた可能性は高い」と思います。
時系列で言うと、現在のドラゴンの年齢は55歳。(ビブルカード明記)
ゴッドバレー事件が38年前なので、その時のドラゴンは17歳。
思春期ど真ん中の時期に、ロックスと同じ時代を生きていたわけです。
そしてロックス海賊団の壊滅はニュースで報じられたわけですから、ドラゴンがロックスを知っていても不思議ではありません。
おわりに
前回その名前が登場した時はサラっと流されたロックスでしたが、ONEPIECEの世界の秘密を解き明かすカギとなりそうですね。
まさかDの一族や天竜人とも密接に関わっているとは思いませんでした…!!
ロックスの詳細が語られる日が待ち遠しいです。
他のONEPIECEの記事はコチラ