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【初心者向け】シャーマンキングの話の流れをザックリまとめてみた!【全巻解説】

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SHAMAN KING ~シャーマンキング~ KC完結版(35) (少年マガジンエッジコミックス)

2021年4月より完全新作アニメとしてよみがえったシャーマンキング。

shamanking-project.com

原作(KC完結版)は全部で35巻と、なかなかの長編になってます。

ということで今回は、35巻分の話の流れをザックリまとめてみたいと思います。

ちなみにシャーマンキングシリーズを読むならU-NEXTが断然おトク!!

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2021年より始まった新作アニメ「SHAMAN KING」も見放題なので、アニメで毎週シャーマンキングを振り返りながら、毎月FLOWERSやTHE SUPER STARをぜひ読んでみてください!!

※本ページの情報は2021年5月19日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

 

 

日常編(第1巻)

第1巻では麻倉葉・小山田まん太を中心に、彼らの生活とそれを取り巻く霊・人の物語が描かれます。

この後はシャーマンファイトをめぐる争いになるので、貴重な日常編です。

第1巻の最後にはライバルである道蓮が登場し、「シャーマンキング」という言葉が初登場したところで終わります。

主な登場人物

  • 麻倉葉…このお話の主人公。ユルい。
  • 阿弥陀丸…葉の持霊。春雨を打ってくれた喪助とは親友。
  • 小山田まん太…シャーマンではないものの、要所要所で出てくるおぼっちゃん。
  • 木刀の竜…この時点では、ベストプレイスを求めて彷徨うただの人間。
  • 道蓮…いきなり出てきたお坊ちゃま。葉のライバル。

主な必殺技

  • 憑依合体…シャーマンの基本である技ですね。霊を体に憑依させ、彼らの能力をトレースする能力。
  • 阿弥陀流後光刃…憑依100%で繰り出した、葉&阿弥陀丸の必殺技。
  • 中華斬舞…蓮&馬孫の基本技。繰り出される青龍刀は目にも止まらぬ速さ。

 

道家編(第2巻)

道蓮との激闘の末、入院することになった麻倉葉。

彼の前に、この物語のカギを握る人物である恐山アンナが登場します。

シャーマンキングとは、いったい何なのか…?

そして道蓮の姉・道潤との戦いが第2巻の主な内容です。

主な登場人物

  • 恐山アンナ…葉の許嫁にして、イタコ。今後も物語に深く深く関わります。 
  • 道潤…蓮の姉。めちゃくちゃ美人!!
  • 李白竜…リーパイロン。潤の持霊。2巻の主人公と言っても過言ではない。

主な必殺技

  • 導弾道…ダオダンドーと読む。ここからパイロンの連続必殺技が繰り出されるのだ。
  • 阿弥陀流真空仏陀切り…ただ斬るだけではない。空気を切り裂き刃を飛ばすことができるのだ。さすが阿弥陀丸!

 

トカゲロウ編(第3巻)

「ベストプレイス」という言葉から始まるのが、この第3巻。

阿弥陀丸とトカゲロウの因縁、そしてそこに巻き込まれた木刀の竜の回ですね。

丸々1巻をかけて、阿弥陀丸vs.トカゲロウが描かれます。

もうめちゃくちゃ良い巻ですよ。

主な登場人物

  • 木刀の竜…トカゲロウに取り憑かれ、葉と阿弥陀丸に救われた男。そしてシャーマンに憧れるようになります。
  • トカゲロウ…600年前に阿弥陀丸に殺された盗賊団のカシラ。悪い奴だが最後には葉に救われる。

主な必殺技

  • トカゲ剣法ヌキウチ…トカゲロウの技。居合切りのような技。
 

 

シャーマンファイト予選①(第4巻~第6巻)

ついに始まるシャーマンファイト!

オーバーソウルも登場し、ここからがシャーマンキングの本当に面白いところですね。

巫力切れにより初めての敗北を経験する葉、そこにとどめを刺すファウスト、そしてそれを救う蓮。

第6巻の途中からは、修行編へと移行します。

主な登場人物

  • シルバ…急に現れた露天商、その正体はパッチ族十祭司!葉にオーバーソウルを伝授した師匠のような存在。
  • ホロホロ…氷・雪を操る、自然を愛するシャーマン。夢は見渡す限りのフキ畑を作ること。
  • ファウストⅧ世…ネクロマンシーを操るシャーマン。かなり気が狂ってる。怖い。

主な必殺技

  • オーバーソウル…今後のシャーマンキングでずっと登場し続ける概念。道具を媒介に霊を具現化させるのだ!
  • トーテムポール砲…5体の持霊を操るシルバの必殺キャノン。
  • エピッタルキウパシホルッケ…ホロホロ、最後の必殺技。雪崩を発生させる。※個人的にはカードゲームでこれを使うとホロホロが毎回「エピッタルキウパシホルッケ」ってセリフを喋るのが大好きでした。

 

修行編(第6巻)

ファウストをいとも簡単に倒した蓮との力の差を思い知った葉は、実家である出雲に帰り修行することを決意します。

葉に会いに行こうするまん太と、木刀の竜のふたり旅も個人的には大好きです。

そして葉は無事に生還し、オーバーソウルを見事に進化させるのでした。

主な登場人物

  • 麻倉葉明…葉のおじいちゃん。式神を操る、つるっぱげ。
  • 玉村たまお…葉に恋する乙女。本編ではそんなに強くないけど、続編であるフラワーズやスーパースターでは作中最強クラスの強さに…!!

主な必殺技

  • オーバーソウル第2段階…修行の末辿り着いた、葉と阿弥陀丸のオーバーソウル第2段階。攻撃だけでなく防御もできるようになったのだ。

 

シャーマンファイト予選②(第7巻~第8巻)

修行の末強くなった葉は、道蓮と互角の戦いを繰り広げます。

名勝負です。

最終的に引き分けに終わった両者は、戦いを通じて仲を深め合うのでした。

そして遂に登場するハオ…!!まだ名前と横顔が写ったくらいだけど、スピリット・オブ・ファイアの圧力は既に怪物級。

主な登場人物

  • 道蓮…強くなった坊ちゃま。中国に帰ることに。葉との別れ際のセリフ、最高。
  • BoZ…歌うお坊さん、ボーズ。ちーみーちーみーもうりょう~♪
  • 木刀の竜トカゲロウを持霊に、シャーマンとして再登場。待ってたぜ竜さん!!
  • ハオ…ついに名前と横顔だけ登場した化け物。

主な必殺技

  • 完全再現中華斬舞…馬孫+黒桃による、蓮の必殺技。馬に乗った武人は強いぜ!
  • 巫力上乗せ…オーバーソウルに巫力を上乗せすることで、霊の具現化率をアップさせる術。葉は蓮から見よう見まねで覚えた 。

 

道蓮救出編(第8巻~第9巻)

これまで敵として・ライバルとして対峙してきた蓮ですが、実の父である道円に囚われてしまいます。

彼を救うために、葉・ホロホロ・木刀の竜・まん太が動くのだ!!

この展開、神かよ、と。そう思いますね僕は。

第9巻冒頭で葉と蓮のコンビネーションを見たときなんて、感動もんですよホント。

我不迷」の誓いを立てた蓮は、道家を後にするのでした。

主な登場人物

  • 道円…蓮の父。最終的には蓮のことを認め、道家宝剣である宝雷剣を渡す
  • 木刀の竜…VS.道家で大活躍の竜さん。俺はうれしいよ。

主な必殺技

  • 馬孫ゴールデンパンチ…その名の通り、オーバーソウルした馬孫が繰り出すパンチ。
  • 地獄竜紅蜥蜴…木刀にオーバーソウルしたトカゲロウの必殺技。
  • ニポポパンチ…進化したホロホロのオーバーソウルから繰り出される冷気パンチ。
 

 

パッチ村を目指せ!(第9巻~12巻)

遂にその姿を見せるハオ!!

そこから大会会場までの道のりが、第9~12巻では描かれます。

リリララが見せた500年前のシャーマンファイト、そしてパッチ族の真の目的。

突如現れたリゼルグvs.葉。

明かされる麻倉家の秘密と、麻倉葉王。

ホロホロと木刀の竜の新オーバーソウルも、めちゃくちゃカッコよく登場しますね。

襲い来るボリスを迎え撃つ竜ですが、そこにW-LOWSも初登場!

X-LOWSの「悪は殺すべし」という理念に真っ向から対立する葉にしびれますね。

「殺す以上の悪があるかってんだ」

「邪魔だからって殺してたんじゃ、ハオとなんもかわんねぇだろ」

こういう葉のセリフ、大好きです。

さらにこの後、アンナとハオが初対面。

そしてパッチ村に辿り着いたところで終わるのでした。

ちなみに竜の修行編と、ホロホロ物語も必見です。

主な登場人物

  • ハオ…最重要キャラの一人。その正体は大陰陽師・麻倉葉王の転生した姿。
  • リゼルグ…家族をハオに殺され、ハオに復讐するために生きる。メラかわいい(男)
  • マルコ…メガネ。
  • 麻倉幹久…竜の修行編で少しだけ登場。葉の父。

主な必殺技

  • 超・占事略決…麻倉家に封印された書物。葉王の術が全て記された秘伝の書。
  • ビッグベンワイヤーフレーム…リゼルグの必殺技。得意のワイヤー攻撃。
  • アメノムラクモ…木刀の竜の新・必殺技。メラかっけぇ。

 

シャーマンファイト本選1日目(第13巻~第16巻)

遂にパッチ村に辿り着いた葉たちは、新たに登場したチョコラブを仲間に加え、「チームふんばり温泉」「チーム・THE・蓮」という2つのチームを結成。

先に戦ったのはチーム・THE・蓮で、ハオの手下である土組(ペヨーテ&BoZ)との戦闘になります。

第13~14巻で描かれる、チョコラブの過去編は必見ですね。

そして衝撃のリゼルグX-LOWSへの加入…!!

メイデン率いるX-Ⅰvs.ナイルズが始まりますが、ここでX-LOWSの非道さが再び描かれることに。

葉の「やっぱオイラがなるしかねぇなシャーマンキングは」のセリフ&見開きがマジでカッコよいです。

そして物語はふんばり温泉チームvs.ICEMENに突入!!

それぞれの新オーバーソウルとして「スピリットオブソード」「メフィスト・E」「ヤマタノオロチ号」を初披露し、無事に勝利を収めるのでした。

主な登場人物

  • チョコラブ…ギャグ担当。そんなに強くないが、最終的には主人公サイドで最強キャラになる(!?)
  • メイデン…作中で初めて「神クラス」と呼ばれるシャーマン。かわいい顔して言うことは末恐ろしい。
  • ペヨーテ…噛ませ犬かと思いきや、今後も要所要所で登場。外伝の『SHAMAN KINGマルコス』でも大活躍。

主な必殺技

  • 判決死刑…あまりにもシンプル。故に恐怖しか感じない技。メイデン&シャマシュが使用。
  • 二段媒介…葉が使用。阿弥陀丸を春雨にオーバーソウルし、それをそのままフツノミタマノツルギにオーバーソウルした。
  • 葉力…作中での解説はないが、第133廻のタイトルは「葉力」です。アンナの言う「葉のしなやかな巫力」のことだと思います。ピノの氷山攻撃を、何もせずとも受け流した葉。これはきっと、後々の「巫力を無効化する」という葉の特性に通じるものだと思い、ここで取り上げました。

 

シャーマンファイト本選2日目(第16巻)

第16巻では、星組vs.X-Ⅲをメインにハオの実力が遂に描かれます。

そして明かされるスピリット・オブ・ファイアの秘密。

戦いの中で、ハオは大陰陽師・麻倉葉王の転生した姿であることを仲間たちみんなが知ることとなります。

あいつはオイラの兄なんよ

そして話は麻倉家過去編へと移り、ハオ出生のストーリーが描かれるのでした。

主な登場人物

  • ハオ…葉の双子の兄であることが明らかに。
  • ブンスター…X-Ⅲのひとり。ハンドグレネードXでハオ戦を自爆へ持ち込むが…!

主な必殺技

  • スピリット・オブ・ファイア(水)…自身の火を水に変えた姿。ハオの為せる技。最終的にスピリット・オブ・ファイアはリゼルグの持ち霊となりますが、おそらくリゼルグはこの能力を使えないと思われます。

 

麻倉幹久編(第17巻)

第17巻は、麻倉幹久が本格的に登場!

幹久と同じチームであるルドセブ、セイラームも初登場します。

蓮に対して修行をつける(無理やり超・占事略決を叩き込む)麻倉幹久でしたが、そこにマグナ、ニクロム、ザンチン達が乱入し戦闘となります。

同時に花組に狙われるルドセブ・セイラームですが、こちらはアンナ、たまお、潤が応戦。

見事に巫門遁甲を習得した蓮ですが、ニクロムのセリフに動揺し、なんとペヨーテにより殺されてしまうのでした。(マジで衝撃)

最後には葉が登場し、ペヨーテたちを蹴散らすが…!?

主な登場人物

  • 麻倉幹久…葉の父。超・占事略決を蓮に伝授すべく現れる。
  • ルドセブとセイラーム…今回はチョット出で終わりますが、このあと大活躍します。
  • 道蓮…第17巻の主人公。訪れるは、まさかの死。

主な必殺技

  • オーバーソウル「武神」…蓮の新型オーバーソウル。個人的に大好き。
  • 巫門遁甲…敵の巫力を読み取り移動する、超・占事略決方位術。ハオの部下はみんな使えるよ☆

 

再びの道蓮救出編(第18巻)

さぁさぁ皆さん!!やってきましたよ激動の第18巻!!!!

「平気で人を傷つけた あの日の蓮はもういないんよ」

そんな葉の言葉にハッとするホロホロとチョコラブ。

ニクロムたちを撃退した葉は、蓮の蘇生のため、メイデンのもとへと向かいます。

蘇生のためにメイデンが出した条件は「麻倉葉のシャーマンファイト辞退」!!!

最終回かよってくらいの怒涛の展開です。

どうなる蓮!?どうなる葉!?

※ルドセブとセイラーム、ゴーレム、アンナと花組のお話もあるよ!

主な登場人物

  • 麻倉葉…蓮の蘇生のため、シャーマンファイト辞退を決意する。
  • ゴーレム…人造人間。セイラームが操るが、そこには悲劇の真実が…。
 

 

恐山ル・ヴォワール(第19巻~第20巻)

葉とアンナの出会い。

持霊マタムネとの出会い。

そして別れ。

2巻にわたって語られる3者の過去のお話は、読んだ人の胸を打つ、儚い愛の物語。

必見です。

主な登場人物

  • 麻倉葉…10歳の少年。阿弥陀丸はまだいない。嫁候補と会うため、マタムネと一緒に恐山へと向かう。
  • 恐山アンナ…人の心が読めるゆえ、人への心を閉ざした少女。
  • マタムネ…麻倉家に仕えること1000年。葉王の巫力をもってオーバーソウルされたネコマタ。この物語の主人公と言っても過言ではない。

主な必殺技

  • 超・占事略決 巫門御霊会…マタムネの必殺技。キセルを媒介にした刀のオーバーソウルから繰り出すのだ。
  • 憑依合体マタムネ…涙なしでは読めない、最後の憑依合体。
  • 超・占事略決 三日月ノ祓…マタムネ最後の必殺技。

 

シャーマンファイト外での決闘(第21巻)

蓮、遂に蘇生!!!

己の死を乗り越えたため、大変な巫力をもって大復活を遂げます。

ホロホロ&ICEMENvs.ハオ一派となります。

ホロホロ主人公巻ですな。

戦いの中で、リゼルグがモルフィンに加えて天使ゼルエルを持霊として入手したことが判明。

今後について語ろうとする葉、そこに襲い来るペヨーテに対し、ひとり残り立ち向かった木刀の竜だったが…!?

「やったらやり返される」

葉が語るからこそ、深く刺さる名台詞も登場します。

主な登場人物

  • 道蓮…葉のシャーマンファイト辞退と引き換えに復活を果たす。
  • ホロホロ…ICEMENの持霊を生かしたホロホロらしい戦い方を見せてくれます。
  • リゼルグ…遂に天使を入手。ここでモルフィンを捨てなくて本当に良かった、と思った読者は僕だけじゃないはず。

主な必殺技

  • 刀幻境…蓮の必殺技。地面から刀を生やすぞ。初登場は第17巻ですが、とても映える技ですな。

 

ゴーレム編(第22巻~第23巻)

第三勢力ガンダーラ、満を持して初登場!

そして物語はルドセブ&セイラームvs.チョコラブという作中でも屈指の悲しい戦闘へ…!!

戦いは「チョコラブの死」という衝撃の結末で終わりを迎えます。

憎しみの連鎖を断ち切るため、己の命をかけてゴーレムへ挑む葉。

なんとかルドセブを救い出すことには成功しますが、セイラームは未だ救出できず…。

そんな中、突如として現れたハオ!!

マタムネのおかげでハオをなんとか凌ぎますが、ゴーレムが敵意をむき出しに襲いかかります。

そこに現れた男は、なんと霊力10万の新たな持霊パスカル・アバフを連れたチョコラブだった!!!!

ゴーレムを圧倒したチョコラブでしたが、その戦いの幕はなぜかアンナによって閉じるのでした…。

主な登場人物

  • カメル・ミュンツァー…ルドセブとセイラームの父。セイラームに取り憑き、ゴーレムを操っていた。
  • ガンダーラ…第三勢力。所属する全員が神クラスの霊保持者。後々明らかになりますが、武井先生の前作『仏ゾーン』と繋がっているのだ!!
  • オロナ…チョコラブの師匠。地獄のコミューンでチョコラブと再会。

主な必殺技

  • エメトブラスト…真理砲。ゴーレムの必殺技。スピリット・オブ・ファイアを吹っ飛ばす程の超威力。
  • ダブルオーバーソウル ジャガーマン…ミックとパスカル・アバフを用いたチョコラブの新オーバーソウル。メラ強い。

 

シャーマンファイト復帰編(第24巻~第25巻)

視力を失ったチョコラブ、突如現れたオパチョからの伝言。

「ようさま おまえ シャーマンファイトふっきしろ」

阿弥陀丸、そしてアンナと対話した葉は(これめちゃくちゃ良いよ絶対読むべし)シャーマンファイトに復帰すべくX-LOWSへと向かうのでした。

待ち受けるX-LOWSの面々、ハオの部下であるラキストの口から語られるX-LOWS結成秘話とは…!!

「オイラは何が何でもシャーマンキングになる」

これまでの心の変遷、そして葉の決意を知っているからこそグッと来る言葉です。

 

場面代わって、葉一行は打倒ハオ作戦を立てるのでした。

主な登場人物

  • ラキスト…X-LOWS結成者。今はハオの部下。よって持霊は天使なのだ!
  • マルコ…X-LOWSの秘密がメイデンにバレたため自殺を図るも、メイデンによって救われる。エーックス!!
  • メイデン…真実を知ってもなお、聖少女であろうとする真の聖少女。もはや女神。
 

 

シャーマンファイト二回戦~五人の戦士編(第25巻~第26巻)

ベスト4を目指して始まるシャーマンファイト二回戦ですが、まずはチーム・THE・蓮vs.チーム明王!!

蓮の新型オーバーソウル「武神ユーツー」、ホロホロの新型「ニポポテクンペ」で応戦しますが、戦局はかなり不利に。

追い詰められたホロホロが真の力を発揮したところで「五人の戦士」という言葉が初めてサティの口から語られます。

さらに「ハオと母さん」についても、ここで初めて触れられますね。

そしてここからは怒涛の展開。

アナテルの復讐、マルコの死、メイデンとリゼルグの死、ハオによるX-Ⅱの殲滅。

そして突如として現れたガンダーラにより、葉たち五人の戦士は地獄での修業がスタートするのであった!!

主な登場人物

  • ハオ…母を思い浮かべ、涙するその理由とは…!?
  • メイデン…アナテルにより復讐されてしまう。「やったらやり返される」を身をもって思い知ることに…。
  • サティ…葉と初対面。しかし時間がないためいきなり葉を地獄へ送る(!?)

主な必殺技

  • 雷槍…蓮の新型オーバーソウル武神ユーツーの必殺技。その名の通り、槍のごとき雷で相手を貫く。
  • ニポポテクンペ…右腕と左腕から成るホロホロの新型オーバーソウル。本性を見せたホロホロはガンダーラを圧倒するほどの実力。

 

地獄編(第27巻~第28巻)

第27~28巻は、五人の戦士の修行編@地獄がメインです。

葉は麻倉葉賢と対峙し、新型オーバーソウルである「スピリットオブソード白鵠を発動します。

葉賢もかつて葉王を打ち破った修験道「天狗使役法」で応戦しますが、葉は「無無明亦無」にて浄の力をもって打ち勝つのでした。

チーム・THE・蓮の3人、そしてリゼルグも地獄での修業を開始します。(リゼルグは意図せずですが…)

メイデン、マルコ、たまおの元に襲い来るハオですが、そこにアンナが登場。

そしてここで、ハオはアンナの心だけ読めないという衝撃の事実が明らかに。

アンナは何者なのか?これはシャーマンキング永遠の謎です。

場面代わって、リゼルグ以外のメンバーは無事に地獄からパワーアップして帰ってくるのでした。

主な登場人物

  • 麻倉葉賢500年前、転生した葉王を破った男。持霊はマタムネ。
  • 恐山アンナ…ハオが唯一心を読めない人物。この秘密は、なんと最後まで明かれません。何でなの?

主な必殺技

  • スピリットオブソード白鵠…葉の新型にして甲縛式オーバーソウル。デザインセンス抜群!!!
  • 天狗使役法…「修験の極みを!!」が目印の技。続編の『シャーマンキングフラワーズ』では、大人になった玉村たまおの得意技となります。

 

シャーマンファイト三回戦=ふんばり温泉チームVS.チームTHE蓮(第29巻)

アンナの蹴りでハオピンチ!!

ここでハオは甲縛式オーバーソウル「黒雛」を発動させますが、葉が駆けつけてなんとか戦いは終了。

そしてシャーマンファイトは遂にふんばり温泉チームvs.チーム・THE・蓮という主人公たちの戦いへ!!

「だってあいつ友達いねぇだろ」というハオへの葉の言葉にみんなびっくり。

そして始まる戦い、技の応酬、戦いの中でわかるそれぞれの自然特性…。

さらに五大精霊の全てがシルエットのみ登場します。

葉たちの戦いに決着が付くかと思われた瞬間、乱入するチームX-Ⅰ!!!

試合は中断され、ガンダーラが辞退することで星組(ハオ)、ふんばり温泉(葉)、チーム・THE・蓮、X-Ⅰ(メイデン)の4チームがシャーマンファイト決勝へと駒を進めるのでした。

 

最後に登場するリゼルグの複霊甲縛式オーバーソウル「マステマ・ドルキーム」はめちゃくちゃかっこいいぞ。

主な登場人物

  • 麻倉葉…やっぱり恐ろしく強い我らが葉さん。ハオや蓮との対話は必見です。
  • 道蓮…雷という大自然の力を操る。最後まで葉のライバルでしたね。

主な必殺技

  • 黒雛…ハオの甲縛式オーバーソウル。アンナをもって「最強」と言わしめるオーバーソウル。
  • マステマ・ドルキーム…唯一の複霊甲縛式オーバーソウル。モルフィンとゼルエルを使用。
  • 九天応元雷声普化天尊…蓮の武神ユーツー最超奥義。詳細な描写はないが、雷を落とすと思われる。

 

ムー大陸編(第30巻~第35巻)

物語は遂にクライマックスへ!!

シャーマンファイト最後の舞台「ムー大陸」にて、ハオ以外は戦いを辞退することに。

これによりシャーマンキングとなったハオは、深い眠りにつきグレートスピリッツと一体化することとなります。

ここをぶっ叩くのが、葉たちの作戦ですね。

各コミューンにて最強レベルの強さを誇るパッチ族を相手にする葉たち。

ひとりずつ犠牲を出しながら、なんとか最後のコミューンまで辿り着いた葉たちですが、目覚めたハオによってその命を奪われます。

そして遂に、五人の戦士&五大精霊vs.シャーマンキングの戦いが始まる!!

果て無き戦いの最後に現れた人物とはー!?

「ウエッヘッヘッヘッ 良かったなぁにいちゃん」

はたして葉は、ハオを救うことができるのか?

感涙のクライマックス!!!

 

 

おわりに

この記事を書きながら改めて全巻読み直しましたが、もう心を打たれるセリフやシーンが多くてまとめるのが大変でした。

とても個人的な感情もりだくさんでお届けしましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

連載20周年、新章連載、新アニメ化とお祭り続きなシャーマンキングですが、本当にファンに愛されている作品だと思います。

現在のシャーマンキング企画に関わる方々は、その多くが少年少女時代にシャーマンキングを読んでいた・見ていた世代だそうで。

これからも永く愛される作品であることを願ってやみません。

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