こんにちはー。
ようやく寒さも緩まる中、2月22日にTHE BACK HORNのニューシングル『あなたが待ってる』が発売されました。
特設サイトはコチラ↓↓↓
この曲、キングオブ癒しね。素晴らしい作品なので紹介しましょう!!サラリーマン必聴ですわ。
まさかの共同プロデュース!
新曲のメロディを作るなかで「将司と一緒に宇多田ヒカルの歌声が聴こえた」という菅波が、デモ音源を添えて旧知の仲である宇多田ヒカルへオファーを行ったことからこのプロジェクトはスタートした。
引用元:25thシングル「あなたが待ってる」特設サイト
いやいやいやいや。
すげーな菅波さん。
※将司=ヴォーカル山田将司。菅波=ギター菅波栄純。バックホーンは菅波さんが基本ぜんぶ作詞作曲。ちなみに将司さんのようなヴォーカル専任って、今のバンドでは少ないのだ。
いやいやいやいや。
「宇多田ヒカルの声が聴こえた」って言ってみたいわ。そしてオファーしてみたいわ。
さて、そんな奇跡的なインスピレーションから生まれた楽曲「あなたが待ってる」。YoutubeでちょっとだけMV観れますので、ぜひお聞きください。
ええ曲ですわ。
「あなたが待ってる」の魅力①歌詞
まずもって歌詞が素敵です。
あなたが待ってると思うだけで
もうそれだけであったかい
引用元:THE BACK HORN「あなたが待ってる」
「暖かい」じゃなくて「あったかい」なところに作詞の妙を感じますね。ちなみに作詞は菅波さんと宇多田ヒカル。
先ほどの特設サイトでは、
山田さんがこういう歌詞を歌うのを聴いてみたい!
という、宇多田ヒカルの無邪気な姿が見て取れます。楽しそうやなしかし。
サビ以外にも、心あたたまる歌詞がてんこ盛りです。
やっぱりベストシチュエーションは「寒い冬の日、仕事で疲れ果てて帰路につくサラリーマンが、家で帰りを待つ奥さん(もしくは恋人)を想いながら聴く」でしょう。
もうこれ一択。
「やくそう」なのか「アモールの水」なのか「世界樹の葉」なのか、はたまた「ポーション」なのか「ハイポーション」なのか「フェニックスの尾」なのか。その効果効能は聴く人次第ではございますが、わけのわからん理屈で丸め込みにかかる理不尽な取引先との戦闘で、ズタボロに傷つけられたあなたの心を癒してくれること間違いなし。
MVも、そんな感じです(?)
ぼくはこれを買って以来、毎晩聴きながら帰ってます。ホッとしますよ。
※ちなみに朝に聴くことはオススメしません。会社に行きたくなくなるので←
「あなたが待ってる」の魅力②メロディ
僕のTHE BACK HORNのイメージといえば、ゴリッゴリのパンク寄りのロックンロール。
たとえばこんな感じ↓↓↓
だったんですけどね!!
いい意味で裏切られるメロディでしたね、今回は!!
イントロから続くピアノが儚い。雪がちらちら舞うイメージ。
サビのメロディは素敵すぎる。将司さんの渋い声と、宇多田ヒカルの透き通った声のハモリもメリハリついてて素晴らしいです。
それと、共同プロデュースとはいえ、あくまでもTHE BACK HORNのシングル。宇多田ヒカルが、全く主張していない(ハモリにとどめている)のも良いですね。
Cメロのメロディと歌詞も切ないし、ラスサビ前のベースもかっこいい。
あと、MVでバンドメンバーと宇多田ヒカルが談笑している姿は、すごく微笑ましいです。ほっこりしますね。
カップリング「始まりの歌」も良いよ!
さて、ここまでは表題曲「あなたが待ってる」の話でしたが、カップリングについても記しておきます。
「あなたが待ってる」はスローバラードでしたが、「始まりの歌」はアップテンポなロックです。
イントロのギターリフなんて、これぞTHE BACK HORNやでしかし!!!みたいな。つい関西弁になっちゃうくらい激しいです。
Aメロからはアルペジオ、Bメロはミュートを効かせて抑揚をうまく付けて、サビで爆発。
個人的にはCメロのメロディが最高ですね。
シングル買うと、どうしても表題曲(A面)ばかり聴いてしまうことがありますが、今回に関しては2つで1セット。
むしろ、宇多田ヒカルという強烈な要素を閉じ込めた「あなたが待ってる」に負けず劣らずな仕上がり。
おわりに
久々にシングル曲について書いてみました。良い曲は良い。
バックホーン&宇多田ヒカル共同プロデュース『あなたが待ってる』買ってきた。
— るっち@花粉症全盛期 (@Braes_R) 2017年2月21日
控えめに言って最高でした。
ギターもドラムもピアノもベースもストリングスも美しくて、暖かい歌詞が心地よいね。
あとカップリングも素晴らしい。Cメロ、アウトロのメロディたまらんっす。 pic.twitter.com/I29ygsOG0U
「宇多田ヒカルの声が聴こえた」、ぜひ皆さん一度使ってみてはいかがでしょうか。
以上!