こんにちは。
6月30日に発売されました、BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアントシュプリーム)の第2巻。
7月14日にKindleでも読めるようになりました!
ということで、早速読んでみましたよ。
今回も泣けた。
前巻までのあらすじ
日本を離れ、ドイツはミュンヘンにやって来たサックスプレイヤー宮本大。
なかなかサックスを吹く機会に恵まれず、川辺でひとり練習に打ち込む日々。
そんなある日、喫茶店にて大学生・クリスと出会います。
このクリスがめちゃくちゃ頑張ってくれまして、大は遂に10名のお客さんの前でドイツ初演奏を行うのでした。
2巻感想
それでは、感想です!
クリスの話が泣ける
前巻で大活躍してくれたクリス。
2巻は大の演奏で始まりますが、彼のサックスを聴きながらクリスは思います。
D(大のこと)がどれくらいのレベルなのか正直分からない。
ただ―――
何があっても君が
この先ずっと
吹き続けることがわかる。
これがDなんだ。
人前で吹いてる君の姿が、Dなんだな。
引用:BLUE GIANT SUPREME2巻より
そしてこの演奏を最後に、大は演奏のパートナーを探し出しミュンヘンを出発することを決意。
大が「何故オレに優しくしてくれるのか?」と尋ねますが、その答えも感動的です。
泣くかと思ったぞクリス。
ミュンヘン出発の日が泣ける
女性ベーシストのハンナ・ペータース。
ジャズバーで彼女の演奏を聴いた大は感激し、是非組みたいと申し出ます。
が、見事に断られ、大は彼女を追いかけてハンブルクへ向かうこととなります。
第12話では、クリス達と過ごすミュンヘン最後の日が描かれますが、なんとセリフは一つもでてきません。
それでも絵だけで魅せる石塚先生。流石です。
クリスがせん別にコートを渡し、ふたりが抱き合うシーンが泣けます。
男の友情ってやつですな。
僕も早くニューオーリンズへ行かなきゃ。(詳しくはジャズ発祥の地、ニューオリンズに行きたい。参照)
ハンブルクの皆さんが泣ける
遂にハンブルクにたどり着いた大。
早速、ハンナ・ペータースを探し回ります。
楽器店はもちろん、カフェやジャバーなどでも聞き込み調査。
来る日も来る日も、聞き込み調査。
しかし、なかなか見つかりません。
そんななか、最初は大に懐疑的だったボリスさん(楽器店店長)が、彼の姿勢と楽器に心を打たれるます。
なかなか外に出なかったボリスさんが、ジャズバーにて大を語るシーン素敵です。
毎日やってくる彼が、小さな花を届けてくれるような気がするんだ。
何年ぶりかな、生のバンドを聴くのは。
花に誘われて連れ出されてしまったな。
引用:BLUE GIANT SUPREME2巻より
この後、遂にハンナを探し出したボリスさん。
彼女に大の演奏を聴かせるため、説得するボリスさんのセリフも感動的。
ハンナの想いに泣ける
現在、とあるバンドのサポートメンバーとしてツアー参加中のハンナ。
しかし、バンドメンバーの音楽に対する姿勢に失望してしまいます。
彼女は前に出ようとしすぎかもな。
必死になるのは分かるんだ。
背が低いし、女だし。
男三人のオレ達の中にいたら
そりゃ気を張るのは理解できる。ただ・・・
"あわてるプレー"にも程があるだろ。
ま、あのルックスはバンドにとってはメリットだけどね。
ベーシストの全てのイメージの逆っていう・・・
とにかく彼女との時間はなんとかやり過ごそう。
ケンカも無駄だ。いいな。
引用:BLUE GIANT SUPREME2巻より
こんなん聴いたら、そりゃやる気なくしますわ。
ツアー終了後、必死にハンナを探し回る大の噂を耳にし、涙を流します。
このシーンもめちゃくちゃ泣ける。
やったぞ大ー!!お前の言葉が、ハンナの胸をうったぞー!!ってなります。
そしてラストシーンでは、大のプレーを目の当たりにし圧倒されるハンナ。
いくつか、腹立たしいことがある。
1つは、彼が若いアジア人というだけで、彼の力を見くびっていた自分に。
2つ目は、彼が彼の音について、私に説明しなかったこと。
3つ目は・・・この彼が全くの無名だってこと。
4つ目は・・・彼と一緒に演奏することに、少し怖じ気づいている自分に対してだ。
引用:BLUE GIANT SUPREME2巻より
おわりに
いやー。ブルージャイアント読むと、泣いてばかりのワタシ。
漫画BLUE GIANT(ブルージャイアント)に心震えた話。【ネタバレ有り】という記事で泣いたばかりなのに…。
早く3巻が読みたいです。
めちゃくちゃ続きが気になる終わり方でしたねー。
最近ジャズライブ見れてないので、見に行こうかな。
おしまい。