僕は現在、建築業界にて営業職に就いています。
以前の日本は建設業が盛んで、放っておいても舞い込んでくる仕事で手一杯だったそうな。
しかし今は業界全体が縮小傾向にあり、どの企業も「何か新しいことを始めなければ」と躍起になっております。
もちろんウチの会社も例外ではありません。
僕自身、普段はルート営業しながら、週に1日は新規開拓に特化する日を設けてがんばる日々です。
恐らく多くの営業マンも、似たような状況ではないでしょうか。
ルート営業をやりながら、新規開拓営業も行わなければならない。
そんな業界に身をおく中で、営業マンとして日々思っていることをまとめてみます。
既存の仕事だけをやっていてもダメだ
ルート営業の営業マンというのは、先輩から得意先を引き継ぎます。
人間関係もできているし、なにかあれば先輩がフォローしてくれるので、気持ちがとても楽です。
しかし営業マンというより、「御用聞き」と言うのがふさわしいと思います。
やってくる仕事を、いかに効率的に捌くかという世界。
毎日のように仕事が舞い込んでくるので、これに対応していればある程度は仕事ができるようになります。
知識も身につきますな。
つまり、新米営業マンを育てるにはうってつけ。
(もちろん新人に任せてはいけない得意先もありますが・・・。)
実際やってみて思うのは、既存の仕事だけをやっていてはダメだということ。
ずっと「御用聞き」のままではダメだということ。
ルート営業をする中で培ったネットワークや知識を生かして、新しいことに取り組まなければなりません。
特に僕の属する建設業界のように、今後確実に需要が減少する業界において、同じやり方で同じことをやり続けることは非常にリスキーです。
そして僕の場合は飽き症なので、同じ仕事ばかりだとモチベーションが非常に低下します。
新しいことを始めよう
新しいことを始める場合に大切なのは、とにかくやってみること。
この一言に尽きます。
ただし、いつまでも戦略もなしに行動するだけでは成果は出ません。
僕も最初はひたすら飛び込み営業をやってみましたが、効率が悪いんですよね。
全く成果に結びつきませんでした。
ということで、戦略を練らなければなりません。
新規開拓の上で最も重要なのは単価(の安さ)ですが、これだけじゃないんですよね。
条件以外の義理や人情の部分も深く関わってきます。
ということで、狙っている顧客との人間関係が出来上がっている人(社内外かかわらず)と連携して動くことが重要になってくるのです。
そして上手く作戦がはまって数字が上がったとき、仕事が面白くなってくるはず!
ルート営業での売上とは違って、新規営業での売上は100%自分の数字です。
それが例え数万円でも、嬉しいものです。
これはモチベーションにがっつり繋がってくるので、もっと頑張ろうと思えるのです。
おわりに
まとめると、
- 既存の仕事を同じやり方でやり続けているだけではダメ
- 新しいことは、思いついたらやってみる
- やってみてダメだったら、戦略を考えてまた行動
- 上手く戦略がはまると超楽しい
ということですね。
とにかくPDCAのサイクルを高速でギュンギュン回すことが重要になってきます。
同じようなことは様々な本に書いてありますが、マジで仰る通りです。
実際にやってみて、そう思うのでした。
おしまい。
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