『天気の子』、妻といっしょに見てきました。
すごく不思議な、新鮮な、言葉では言い表し難い感覚を持ちながら見終えました。
面白かったし、大好きなんだけど、でもとこかで違和感が残るような不思議な感覚。
嫌なわけでもモヤモヤするわけでもない、良い意味で不思議な感覚。
きっとそれは「世界を救うために誰かが犠牲になる」ような、ある意味で押し付けがましい正義の物語ばかり見てきた(それも好き)故だと思いました。
陽菜は救えないないのか…という絶望感からのどんでん返し。
帆高と陽菜がいっしょに生きることができて良かった、でも世界は救えないんかーい!!という拮抗する気持ち。
でもそれが爽快で痛快でした。
須賀さん!好き!!
世界なんてどうでもよいから、大好きな女の子を救うため突っ走る帆高も良いけど。
帆高の決意に心揺さぶられ、それまでの自分の言葉をひっくり返して警官をぶん殴りに行く須賀さんに涙が溢れてきました。
鳥肌ブルッブルでした。
須賀さん!!
好き!!!
「人間、歳をとると大切なものの順番を入れ替えられなくなる」って言ってた須賀さんにとって、ラストの廃ビルでの優先順位は「帆高を無事に返すこと」「警察のやっかいにならないこと」だった。でも拳銃を構えて「(陽菜に)会いたい」と叫んだ帆高の言葉にハッとして、自分と帆高を重ねた。(続く)
— るっち (@Braes_R) 2019年7月28日
自分も亡くなった妻に会いたいんだと。会いたかったはずだと。それなのに、同じ「(居なくなった人に)会いたい」という思いを抱えた帆高を目の前にして自分は何をしてるんだと。なぜ帆高の邪魔をしてるんだと。自分のやるべき事は帆高を止める事じゃない、帆高を会いに行かせてあげる事だと。(続く)
— るっち (@Braes_R) 2019年7月28日
だから須賀さんの中の「優先順位を入れ替えて」警官を殴りに行ったんですよ。その気持ちの昂り、移り変わりが一瞬の表情で伝わってきて僕は泣きました。#天気の子
— るっち (@Braes_R) 2019年7月28日
RADWIMPS!好き!!
『君の名は。』に引き続き、サントラを買いました。
「天気の子みておもんなかったら買わないから」と妻に言いましたが、映画観賞後、その足で隣接されているCDショップで即買いでした。
良すぎる。
ボーカル曲も大好きです。
毎日エンドレスリピートです。
さよならのないハローと〜
— るっち (@Braes_R) 2019年7月22日
仕方ないのない未来と〜
のところが大好きです。『風たちの声』。#天気の子
重力が眠りにつく千年に1度の今日♪
— るっち (@Braes_R) 2019年7月22日
って最強のメロディですグランドエスケープ#天気の子
君の大丈夫になりたい
— るっち (@Braes_R) 2019年7月22日
大丈夫になりたい
君を大丈夫にしたいんじゃない
君にとっての大丈夫になりたい
って嫁に歌ったら鼻で笑われた「大丈夫」#天気の子
「会いにできることはまだあるかい、かと思った。
— るっち (@Braes_R) 2019年7月22日
陽菜ちゃんにまだ会うことができるのか?って歌ってたのかと思った」
と何か深いことを嫁に言われた『愛にできることはまだあるかい』#天気の子
彼らのオリジナルアルバムである『ANTI ANTI GENERATION』とはかなり毛色の違う、どーやってもPOPな曲ばかりで驚きました。
いやいやいや、可能性の塊かよRADWIMPS…こんな曲も書けるのかよ野田洋次郎…っていう。
最高!!
雨が好きになりました
雨の日って、なんだか気乗りしないじゃないですか。
仕事もはかどらなくて、なんとなくやる気が起きないじゃないですか。(僕だけ?)
そんな憂鬱な日にも『天気の子』が自然と思い浮かんで、なんだかいい気分になります。
「祝祭」の「聴きたい曲も見つからない憂鬱の一日の始まりが」という歌詞が雨の日の僕にはぴったりクリーンヒットです。
なんてステキな映画なんだ…。
おわりに
とりあえず週末に2回目を観てこようと思います。
まだの人はぜひ観てね!
前作以上に賛否両論とか言われてますが、きっと胸に残るものがあると思います。

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- アーティスト: RADWIMPS
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