久々に漫画で泣きました。
ブルージャイアント10巻が衝撃的すぎて泣いた。
— るっち@はてなブログ (@Braes_R) 2017年3月26日
ものすごく話題になっていたことは知ってたんですが、その昔(1巻が出たばかりのころ)読んでイマイチだと思ったので、全然読んでなかったんですよね。
【文化庁メディア芸術際マンガ部門大賞受賞】
— BLUE GIANT 公式アカウント (@bluegiant_bc) 2017年3月16日
『BLUE GIANT』が、小学館漫画賞に続き、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞いたしました!!https://t.co/lRf6b25nCV pic.twitter.com/ArcIg6aZdJ
で、久々に本屋に行ったら『BLUE GIANT SUPREME』(ブルージャイアントシュプリーム)として新章に突入しているではありませんか!
そして隣にはBLUE GIANT最終10巻が。完結してたのね!!
気になってAmazonで探してみると、Kindke版1巻が期間限定(4月7日迄)で無料公開中。(もう終了してしまいました・・・。)
ということで、試しに読んでみると見事に泣かされました。
泣ける漫画ってそんなに出会えないですよね・・・僕の場合、ガッシュとキングダムと宇宙兄弟くらいです。
というとで、泣いた場面を3つお届けします!
あらすじ
BLUE GIANTを知らない人のために、あらすじ。
主人公は仙台出身の宮本大(ミヤモトダイ)です。
高校時代、友人に連れられていったジャズライブに心を打たれ、サックスプレーヤーを志すこととなります。
仙台編(単行本1~4巻)→東京編(単行本4~10巻)→ドイツ編(シュプリーム1巻~)の流れですね。
仙台編
師匠とのレッスンを通じて、グングンと実力を伸ばしていく大と、彼を支える父・兄・妹との話が描かれます。恋愛要素も5%くらいあるよ!
ちなみに仙台編ではジャズバンドは組みません。
ひたすら個人練習に励む修行編みたいなものです。
東京編
東京編では「JASS」というバンドを組み、ジャズ活動を本格化させます。
天才ピアニスト・沢辺雪祈(サワベユキノリ)と、高校の同級生・玉田俊二(タマダシュンジ)とのジャズトリオ。ちなみに玉田はド素人からドラマーを目指すのだ。
恋愛要素は1%くらいあるよ!
紆余曲折を経て夢の舞台に立つことになるJASSですが、まさかの衝撃的な展開・・・!!唖然呆然・・・!!
そして新タイトルBLUE GIANT SUPREMEにて、大の活躍の舞台は海外に移るのでした。
それでは、泣いた場面をピックアップ!
泣いた場面①兄を思う妹の気持ち(単行本4巻・第28話)
父・兄・妹と家族会議を開き、東京に行きたいという気持ちを打ち明ける大ですが、妹の彩花(アヤカ)は寂しさで強がりながらも反対。
見かねた兄ちゃんが、大のサックスを聴いて決めようと提案するわけです。
深夜、誰もいないスーパー(父ちゃんの勤め先)で演奏を始める大。
その演奏を聴き、嬉しそうな顔になる父と兄。
対照的に、妹の彩花は「もう、兄ちゃんは帰ってこないんだ。」と悟り、黙って涙を流すのでした。僕も黙って涙を流すのでした←
リアルに妹がいる僕としては、なんとも感動的な場面です。
ちなみに大のサックス(50万円!)を兄が36回ローンで買ってくれたり、父ちゃんが大のレッスン代を工面しようとする話にも涙がホロり・・・。
家族ネタに弱いな俺・・・。
泣いた場面②ド素人ドラマー玉田、初めてのファン(単行本7巻・第49話)
大に刺激を受けドラマーを志す玉田ですが、もちろん最初はど素人。
ピアニストの雪祈からはメンバー入りを拒否されるものの、猛烈に練習をがんばってなんとかライブをこなしていきます。
バンドが徐々に有名になるにつれ、大や雪祈にはファンがつきます。
が、もちろん玉田にファンなんていない。
ある日のライブ後、ファンに囲まれる2人をみて惨めになる玉田ですが・・・なんと!
一人だけ玉田ファンがいたのだ!!
「ボクは君のドラムを、成長する君のドラムを聴きに来ているんだ。」
そう言われ一人涙を流す玉田・・・同じく涙を流す僕←
弱キャラががんばって強くなって認められる展開って、熱いですよね。
泣いた場面③ドイツへ旅立つ大が雪祈へ送る言葉。(単行本10巻・最終話)
いやー実はですね。
この最終10巻で、夢にまで見た舞台(So Blueというジャズバー)に立つ大たちなんですが・・・。
なんとピアニストの雪祈、ライブ前日に交通事故にあい、ライブに出演できなくなります。。
この事故の場面、衝撃的です。
指がグシャグシャです。
嘘だろー!!ってなりました、僕。
雪祈は、So Blueへの思い入れは特に強いんですね。幼い頃から夢見てきた舞台。
やっとバンドメンバーで、最高の舞台で演奏できるところだったのに・・・彼の無念は計り知れません。
結局ライブは大と玉田(テナーサックスとドラムス)のみで乗り切るのですが、その後バンドは解散することに・・・。
そして海外へ行くことを決意した大は、ドイツへ旅立つ直前に雪祈へ電話を入れます。
「オレは、お前のピアノが好きだ。もしかしたら、オレが一番のファンだ」と。
「うるせえよ、バーカ・・・」と言いながら号泣する、雪祈。同じく号泣する、僕←
男の友情って、熱いですよね。
おわりに
さて、ザザっとピックアップしてお届けしましたBLUE GIANT。
とても細やかに人間関係が描かれていて素晴らしい作品です。
泣いた場面こそ上記の3シーンですが、感動するシーンはもっとあります。
2話に1回くらいありますね。マジで。そんな漫画です。
結論、ジャズって最高ですね!!
ちなみに現在は、『BLUE GIANT SUPREME』として続編が連載中。
感想を「BLUE GIANT SUPREME 第2巻の感想。今回も涙が出るよ。【ネタバレ有り】」に書いてみましたので、ぜひお読みください。
おしまい。