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【シャーマンキング考察】なぜアイアンメイデン・ジャンヌは自ら死を選んだのか?

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本ブログでも何度か考察してきた、アイアンメイデン・ジャンヌの死。

www.jinsei-omoshiro.com

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未だ明かされることのなかったジャンヌの死について、ついにシャーマンキングレッドクリムゾン第4廻「最愛」にて描かれました。

なんとジャンヌは自ら死を選んでいたんです…。

ということで今回は、なぜジャンヌが自ら死を選んだのか?について考察してみます。

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ジャンヌの死の経緯

  1. 道蓮宛てにスイス土産が届く
  2. ジャンヌがドアを開け対応(開ける前に配達屋が偽物だと気付く)
  3. 配達員に変装した鴨川羊介・東永紅(ドンヨンホン)・ブラックメイデン襲来
  4. ブラックメイデンがジャンヌに銃口を向けるもなかなか撃てない
  5. シャマシュによりジャンヌ自身の死を宣告させ自殺を図る(判決・死刑)
  6. 羊介が「タイムストップ30」で時を止め自殺を防ぐ
  7. 羊介がブラックメイデンの手を握りピストルの引き金を引く
  8. ジャンヌ死亡

シャーマンキングフラワーズでは「ブラックメイデンがジャンヌを殺した」というショッキングなセリフが描かれていましたが、真実は違います。

「ブラックメイデンを救うため、ジャンヌは自殺を図った」

これが真実です。

 

なぜジャンヌは自殺を選んだのか?

ジャンヌが死を選んだのは、ブラックメイデンを救うためです。

そもそもブラックメイデンは人を殺したことはなく、羊介は「ブラックメイデンを強くするために」東一族に協力しジャンヌを襲ったことを明言しました。

またブラックメイデンは羊介に弱みを握られていることが予想されます。

…なんてかわいそうな子…あなたは…

私を殺さなければ自分が何か大変なことになるんですね…

引用:『シャーマンキングレッドクリムゾン第4廻「最愛」』より

この状況を切り抜けるためには、羊介と永紅を殺すかジャンヌが死ぬかの2択しかない。

そこでジャンヌが選んだのが、自殺だったのです。

 

ジャンヌの信念

シャマシュとジャンヌの実力をもってすれば、羊介や永紅とも互角に戦えたかもしれません。

道家に応援を要請したりと、他にも選択肢はあったはずです。

それでも自らの死を望んだのは何故か?

それは、ジャンヌには「人を殺めてはならない」という確固たる信念があったからです。

人を殺してはいけません

殺しません

私はもう何があっても

そしてあなたも誰かを殺したりしないと信じましょう

引用:『シャーマンキングレッドクリムゾン第4廻「最愛」』より

 

あなたにも愛をあげたい

シャマシュ

正義の名の下に多くの人を殺めてきた私の罪は…死刑

ね、人を殺すとこうなるんです

引用:『シャーマンキングレッドクリムゾン第4廻「最愛」』より

どちらもブラックメイデンに投げかけた言葉です。

人を殺すことは、最終的には自分も殺されることに繋がる。

「やったらやり返される」という、シャーマンキングで何度も描かれてきた(そして葉が口にしてきた)考え方。

憎しみの連鎖ですね。

これを断ち切りブラックメイデンを愛で包もうとしたジャンヌに、涙を流さずにはいられません。

 

 

ジャンヌの思いはブラックメイデンに通じるのか?

ジャンヌのブラックメイデンに対する功績は、非常に大きいと思います。

何故なら、ブラックメイデンは最終的に自分で引き金を引いていない(人を殺していない)からです。

シャーマンキングフラワーズでの初登場時も、口こそ悪いですが道黽を殺したわけではありません。

彼女のどこかに、ジャンヌの残した良心があるように思います。

きっとジャンヌの思いは伝わるのではないでしょうか。

 

おわりに

「やったらやり返される」

だからやり返さない。

この麻倉葉の想いにも似た信念を持つジャンヌ。

道蓮も憎しみから決別し、人を殺さないという信念をもって生きています。

この「やったらやり返される、だからやり返すな」という深い愛はシャーマンキングの作品としてのテーマの一つなのかもしれませんね。

それはさておき、ジャンヌの死を知った蓮がどうなってしまったのかが気になるところ。

次回以降のシャーマンキングレッドクリムゾンに期待しましょう!!

SHAMAN KING レッドクリムゾン(1) (少年マガジンエッジコミックス)

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